日本の高度成長の背後にある、ベビーブームを3年で終わらせた『堕胎』 - Togetter

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 主体的に選択できるなら、確かに中絶の自由の確保って話になるかもしれないが、戦後の日本の場合優生思想の影響が大きいんじゃなかろうか。
 優生保護法で医師申請の断種手術が1万件以上って、ものすごくぞっとするのだが。寿産院事件も異様なほど刑が軽いし。
 天皇制国家の家族的国家観が戦前に優生思想の政策を押さえ、むしろ戦後の方が優生思想に基づく政策が貫徹されたってのがなんとも。
 あと、コメントで嬰児殺が広く行なわれていたってのは、眉唾だと思う。そもそも、粗雑に子育てしただけで子供なんてホイホイ死ぬだろうし。そもそも、割と最近まで、子育てって割と放置プレイが多かったんじゃないかね。栄養状態が低下すれば、その分抵抗力が落ちて、病気で死亡する確率が上がるわけで。わざわざ手を染める必要もなさそうだが。
 小泉八雲の怪談話を引いて普通に行なわれていたと言っているが、その辺で普通に子殺しが行なわれていたら、逆に怪談にならなそうな気がするが。むしろ、後ろめたくて口をつぐむんじゃね。そもそも近世のヨーロッパや日本の人口の抑制は、晩婚化の影響が大きいと歴史人口学で指摘されているし。