「歴史家」はなぜズルいのか : 地政学を英国で学んだ

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 え、なにそれ?
 そもそも、たいがいの「史学」ってのは、当事者が知りえなかったことも含めて、どうしてそうなったか構造的に説明するのが、たいがいの目的だし。目的が違う学問を「ずるい」といわれても、そうですかとしか言いようがない。
 むしろ、戦略を「術(アート)」と考えるほうが危険に見えるが。第二次世界大戦が、事前の国力見積もりから普通に日本やドイツが勝ち目がなく、結局のところ、その通りに敗北した歴史があるわけだし。そもそも、経営でもそうだけど、人間が本当にいじくれるところは、意外に少ないんじゃなかろうか。時代的制約はけっこうでかい。すべては結果論の側面がある。
 まあ、戦略家にはイデオローグ的な要素は必要だと思うが。どこを切って、どこを守るかは、かなり価値判断という側面が強いし。


地政学が無視される3つの理由 : 地政学を英国で学んだ
 こっちでも首を傾げたが。そもそも、「地政学」ってどんなディシプリンがあるのかよく分からないのだが。学問としての基本的なあり方がある程度固まっていないと、時事評論以上にはなりえないのではないだろうか。そして、そこが限界なんじゃなかろうかと思うのだが。そもそも、体系的な教科書が存在しない時点で、かなり致命的だと思うけど…