本日のメモ

ビアンキの事故動画 クラッシュの瞬間: F1日本GP : F1通信

 重機の後にぶつかって、頭部を強打って、どういう状況下と思ったら、こういうことか。車体後端の下側に滑り込んでしまったわけね。車を引っ張っていた、作業員の人は大丈夫だったのかね。

[熊本]火山の恵み、水の恵み くまもと自転車紀行/ウェブリブログ

 へえ。赤井山って、火砕丘だったんだ。赤井城があったことは知っていたが。船野山だけでなく、けっこう広く溶岩が広がっているんだな。それが地下水を涵養するプールになっていると。

[熊本]信長、幻の上洛計画=足利義昭の書状発見―熊本 (時事通信) - Yahoo!ニュース

 足利将軍近臣が、作成したものの、情勢の変化で出されなかった書状の裏紙を医学書に転用。結果として、知られざる上洛計画の情報が現在に伝わったと。紙背文書おもしろすぎ。
 あと、細川家がもともと足利将軍近臣だっただけに、近臣がかなり細川家の傘下に入ったんだろうな。

[環境]勝川俊雄公式サイト - クロマグロの幼魚が空前の不漁です

 現在と変わらない量が漁獲できてしまう「規制」。これでは、資源回復は遠いよなあ。それ以前に、産卵群の保護が重要だと思うけど。

[環境]減り続けるカツオに日本の一本釣り船の苦悩は続く 太平洋クロマグロの資源は日本次第 WEDGE Infinity(ウェッジ)

 巻き網とか、底引網は、攻撃力が高すぎて、ちょっとどうしようもないな。
 個別割当ての必要は明白なんだけど、カツオに関してはプレイヤーが多すぎて、手遅れになるまで無理そうな気がする。マグロに関しても、間に合えば良いけどなあって状況。結局、転廃業のコストを国が払いたくないんだろうなと。資源が減少して、会社がバタバタ潰れていく分には、手間がかからないと。
 一本釣りの会社は既得権益的な主張というか、競争の勝者にとって、そこで状況が固定されるのは有利ではあるんだよな。あと、資源が低位な状況では、小規模な離島などの漁業者に厚く配分というのも賛成。

[環境]寺院の修理からわかる木材事情: 森林ジャーナリストの「思いつき」ブログ

 奈良県橿原市今井町にある称念寺の解体修理のレポ。オリジナルでは、屋根の梁に非常に細い材が使われていて、江戸末期の修理時に太い梁に換えられたそうだ。
 ここから、江戸初期には松材の資源が枯渇していたこと。それに対し、江戸末期にはある程度太い松材が入手できるまでに、材木の資源が回復していたことが指摘される。まあ、戦国末から江戸初期にかけて、アレだけ大建設時代が続けば、木材の資源は枯渇するわな。天下人の城なんかは、屋久島から屋久杉持ってくるみたいな荒業が可能だけど、こういう民間主導のプロジェクトだと、いくら金持ちがいても、地場の資源に依存することになるだろうし。
 その後、木材を供給するために、育林が進んだんだろうな。そうやって、多少回復した日本の森林ストックは、明治期の木炭需要や戦時中の乱伐でまた激減。拡大造林の時期をへて、また余った状況になると。
 建物の材木とそれに対する加工技法から、ここまでわかるのが興味深い。

[環境]創られた「野生の王国」セレンゲティ――自然保護と地域住民の受難 / 岩井雪乃 / 環境社会学 | SYNODOS -シノドス-

 もともと、地域の住民が狩猟を行い、交通路としていたセレンゲティ地域が、地元の人々を排除する形で、「野生の王国」にされたこと。セレンゲティをはさんで、血縁関係や物資の交易が行われていたにも関わらず、それが切断されてしまったと。また、生存が危機に陥るような時には、セレンゲティを渡って、南や東に避難するなど、不安定な気候の中で民族間ネットワークを通じた生存の追及が行われてきた。
 それが、イギリスによるセレンゲティ自然公園による強制移住。その後も、生業としてきた狩猟への圧迫、観光が生み出す格差、個体数が回復した象による被害にさらされる。イコマの象狩猟を、自然を破壊するとする考え方は、欧米の狂信的な反捕鯨とつながるものがあるな。
 ホテルの立地が限定的なため、恩恵に与れる集落が少ない状況も紹介される。象の被害も含めて、入域者から税金を取って、それを周囲の集落に分配する仕組みなんかが必要そうだ。まあ、これも分配主体による汚職で酷いことになりそうだけど。
 エスニッククレンジングによって創出された「野生の楽園」ってのも、なんか気色悪いな。地元の住民が文化や経済で恩恵を受けながら、保護が進む仕組みか。
 世界遺産の自然遺産でもそうだけど、先進国側の「自然」概念が歪んでいるんだよな。人間が住んでいる地域で、「手付かずの自然」なんか存在し得ない。人間の利用と生態環境の相互作用が行われている場から、人間を排除してしてしまうことになる。白神山地マタギの問題なんかもそうだけど。


Travellers Tales : マタギ文化を滅ぼす環境保護団体

[環境]東京アメッシュと気象庁ナウキャストと国土交通省XRAINの違い - yagi.tc

 メモ。気象レーダーとそれによる降雨予測の話。

[国際]「分裂主義」を象徴、イスラエルの不気味さ | グローバルアイ | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 イスラエルの悪行とそれに対する批判はともかくとして、シオニズムと他のユダヤ人を一緒くたにしてはいけない。そして、強硬な反ユダヤの主張をする団体が、イスラエルを強力に支持する矛盾が見られると、そういう話かな。イスラエルアパルトヘイトが公然と支持されつつあると。

[国際]パワーゲームを読む:(1)パキスタン 核兵器開発ゆえの電力不足 - 毎日新聞

 まあ、パキスタンに西側諸国が核技術を供与したがらないのは当然のことだわな。
 カーン博士の闇市場もだし、そもそもタリバンをはじめとするイスラム原理主義の策源地でもあるんだし。パキスタン経由で核兵器が流れるって、情勢次第ではありえそうなのが怖い。で、中国から安全性に疑問符ありの原発を輸入と。
 核弾頭は着々とためこんでいっても、民生用の電力は不足ってのもあれだな。

[国際]タイでクーデタが繰り返される理由――タイ民主化の未来は暗いのか? / 外山文子 / タイ政治、比較政治学 | SYNODOS -シノドス-

 なんか、クーデターを合憲とする規定とかすげえな。あと、1990年代に導入された、汚職抑止のための憲法規定が、むしろ政治の混乱を生み、また軍が政治に容喙する手段になってしまっていると。傍から見ていて、憲法裁判所とか異様としか言いようのない権限を持っているしな。「汚職」を名目に軍がクーデターを引き起こすために、汚職撲滅のシステムが導入されたが、それがむしろ軍の介入を可能にしていると。
 90年代の政治改革運動が癌だったと。その改革が、王党派の影響力低下の中で平穏な王位継承を行う目的であったこと。21世紀に入ってからのクーデターも同様の目的があるという指摘も興味深い。強力な情報統制で、民衆を黙らせることで、王位継承を円滑にするか。しかし、それってものすごい劇薬のような。
 なんか、憲法裁判所を握れば、クーデターが合法化できるって、ローマ帝国みたいだな。軍人皇帝の時代みたいな。