『アストラエアの白き永遠』クリア

 やっと終了(へろへろ
 やっぱりエロゲを一本読み終わるには、半月かかるんだな。こう、時間をかけて、物語世界に、徹底的に没入していく快感は非常に心地いいんだが、一年に何本もはできないんだよな。どうしても、新規購入は不活発に。すべてのエネルギーがゲームに投入されるだけに、時間がないとできない娯楽だな。結局、フルコンプは丸二年以上ぶりか。
 りんねルート、雪々ルートを攻略して、大団円。りんねルートでは、告白シーンに笑った。「恋は戦争」とか、ルーンを暴走させて陸とバトルとか。りんねさんはヤンデレだったのかw


 全体の構図としては、一周目から攻略できるヒロイン、落葉・一夏・琴里が家族との関係の修復を、ルーンに関連して描く。続いて、落葉攻略後にルートが解放されるりんねとコロナの両ルートは、前者が陸の血縁関係、後者がヴァルハラ研究所の表向きの活動について情報を提示。フィナーレの雪々ルートでは、ルーンとはなにか、なぜ月ヶ咲が常冬になったのか、フィムブルヴェト計画の真の目的、なぜ落葉ルートなどでルーンが消えたのかなどを明らかにした上で、陸と雪々が関係を築いていく。
 他でも指摘されているが、幼いころに出会い、別れた、超常的存在との恋愛。さらに、病弱な年上女性が、無理してお姉さんっぽく振舞うあたりは、『星空のメモリア』と、強い共通性を感じる。


 とりあえず、お気に入りキャラは、りんねとコロナかな。りんねさんの、他ヒロインルートでの献身ぶりとか、好意丸出しなのに口先では否定してみせるところとか、かわいすぎる。あと、コロナはあわあわしているとことががわいい。シナリオそのものは、なんとも言いようがないけど。有人惑星探査に一人で行かせるんかいとか、ラストの陸さん突如パワーアップとか、ツッコミどころしかないけど。
 シナリオ込みでいえば、琴里ルートがよかったな。だいたい、どのヒロインも素直に言葉に出せないけど、わかりやすいツンデレぶり。陸が気になって、「勝負」名目で関係を維持しようとするところ。嫌いとか、興味ないといいながら、実際はだれよりも情熱的だったりと。
 サブキャラでは、葉月が最強。娘にしたいいい子です。あとは、ひなたと幸も印象的だった。