本日のメモ

[史料保存]あとがき16 奥出雲から流出した仏像たち:映画『みんなのアムステルダム国立美術館へ』(2014年、オランダ) - あとがき愛読党ブログ

 廃寺になったお寺から盗み出され、転々としたあと、アムステルダム国立美術館に収蔵された仁王像を中心に、岩屋寺の仏像や文化財の現状を紹介している。うーむ、廃寺になった過程とか、流失した過程が気になるな。
 地域で、あるいは少なくとも国内で何とかならなかったのかねえ。
 まあ、アムステルダムでは大事にされているようだけど。

建築文化保存機構|日本初となる建築模型ミュージアム、この夏オープン | Web Magazine OPENERS

 こういうの、長期保存を考えていない、スチレンボードを接着したようなのが多いから、維持が大変そう。体系的に保管されるのはいいことだな。

のこぎり屋根ひっそり解体 100年超す京都のれんが建築群 : 京都新聞

 もったいない…
 つーか、資材を残しておくだけでも価値があるんじゃなかろうか。

下鴨神社:世界遺産の隣は分譲マンション 境内に建設計画 - 毎日新聞

 境内から通りひとつはさんだ南側、現在駐車場として使われているところに、3階建てのマンションを建設しようという計画。周りの木立を破壊しなければ、まあ許されるレベルかねえ。高層ビル建てようってわけじゃないようだし。

[本]「トヨタ生産方式」は、ほぼ誤解されている | Books Review | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 メモ。『トヨタ生産方式の逆襲』。
 生産という狭い領域で理解されているが、それは間違いと。むしろ、即納体制の構築こそが本義だという。たいがいの企業では、部分最適化で、全体で見ると不合理なことになっていると。

[本]無人攻撃機ドローン、その秘密の開発史とは? | オリジナル | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 無人機開発のノンフィクションの解説。
 うーん、どうだろう。今のところ、無人機で制空権はとれる見込みはないようだが。まあ、人って弱い「部品」が載ってなければ、空戦機動はもっとすごいことができそうだけど…

日本人は、「本当の戦争の現場」を知らない | Books Review | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 実際、根絶は難しいだろうけど、やり方によっては封じ込めはできるんじゃなかろうか。まあ、タリバンも殲滅できていないのは確か。聖域を作らないようにしなければならないが、世界全体でそれをやるのは難しい。
 「テロリスト」は便宜的な呼称でもあるか。
 原発狙いなあ。確かに部分的にでも成功すれば、パニックに陥れることは可能だろうけど。警備もあるし、そう簡単ではないのでは…

[本]『原発事故で、生きものたちに何がおこったか。』もしこの変化が、序章にすぎないとしたら…… - HONZ

 まあ、チェルノブイリの周囲の自然環境を追った『チェルノブイリの森』でも、個々の生物は大きな被害を受けつつも、生態系としては維持されていたわけだしな。より、汚染量が少ない福島で、目に見えるような被害はあまりないというのは、そうだろうなと。むしろ、それまでの里の環境から人間が居なくなった影響の方が大きい。農業生産で作られる環境に共生していた生物が、生きる場を失い、そこに外来種が入り込むと。
 こういう地道な観察が大事なんだな。

[本]『猪変』 イノシシはそこにいる! - HONZ

 メモ。人間が撤退した空間が、イノシシにとってのフロンティアになってしまったんだよな。個体数コントロールにはコストがかかるし。

[本]『蒙古襲来』by 出口 治明 - HONZ

 網野善彦の本かと思ったら、最近出版された服部英雄氏の本の紹介だった。一番上に紹介されている書影がそっくりなんだよな。
 モンゴルが日本を攻撃した理由が、火薬の原料となる硫黄を南宋に輸出していたからか。なるほどなあ。あとは、規模の話とか、「八幡愚童訓」の問題とか。「八幡愚童訓」に関しては、割りとあちこちでそのプロパガンダ性が指摘されていると思うけど。

[本]『地方消滅』を読んでいるのは地方の人か?都市部の人か? - HONZ

 東北に偏っている印象だな。著者が元岩手県知事というのは、ブコメで指摘されているけど、地域差が興味深い。あと、年配男性に読者が多いとか。
 関連書は『地方消滅の罠』、 『農山村は消滅しない』 か。

[本]『経済政策で人は死ぬか?』 最新研究が示す不況下の緊縮財政という鬼門 早期に金融危機を脱したアイスランドと瀕死のギリシャの違いは何か:JBpress(日本ビジネスプレス)

 『経済政策で人は死ぬか?』の紹介。「ワシントン・コンセンサス」って言葉は使われなくなったが、IMFが金融支援と引き換えに要求することは変わらないと。で、それは国民を死に至らしめ、社会を荒らす。「国民の健康と福祉だけは死守する政策」が大事と。
 ギリシャの悲惨さ。これは反緊縮が政権とるよなあ…
 まあ、日本も順調にこういう悪い例をなぞりつつあるわけだが。

[本]ちっぱい本「cpd?ちっぱい道?」発売 ちっぱいには未来が詰まっている - アキバBlog

 スレンダーの方が魅力的だよなあ。つーか、サンプル画像みても、小さくなくね。