熊本城の被災状況

 熊本城の状況も、どんどんと変わっていく。
 気がついたら、熊本大神宮の裏手では、石垣の上の櫓が完全に撤去されていた。県立美術館横の道も、金網とフレコンバッグで応急処置が施され、通行可能に。久しぶりに、県立美術館から野鳥園ルートを通過。
 熊本城の石垣、仔細に見ると、崩れていないところも、かなり歪んでいて、ほぼ全域積みなおしの必要があるかも。そうなると、いつまでかかるやら。

熊本大神宮から不開門まで。

 冬場で木の葉が落ちているのと、撤去が進んで、なにやら見通しが良くなっている。こうして見ると、奥のほうまで壊れまくっているのだな。







県立美術館脇

 グーグルマップ上では「住江御門跡」と表示されている辺り。長らく通行止めになっていたが、石垣をガッチガチに金網で固めて、通行可に。二の丸公園から新町方面に抜けるのは、楽になったな。
 金網で戒められた姿は、なにかの封印のようだw
 かなり派手に崩壊している場所も。場所的には、細川コレクション展示室の石庭の向こう側か。









監物櫓

 監物台樹木園の奥の櫓。以前、園内から見たときはたいしたダメージを受けているように見えなかったが、下から見ると、ずいぶん石垣が歪んでいる。そういう目で見てみると、建物が、石垣から浮いているな。
 ここも、解体修理が必要か。発掘調査担当の人が死にそうというか、大増員が必要そうだな。


二の丸の石置き場

 二の丸公園の北側は、崩落した石垣の石や裏の栗石の仮置き場に。表の石を置く場所が広大になるのは当然として、栗石も山三つなんだからすごい。