- 出版社/メーカー: 海人社
- 発売日: 2016/09/24
- メディア: 雑誌
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潜水艦の推進システムや搭載兵器、通信システムに関しては、個別に記事が立てられている。通常型潜水艦の制約も厳しいものがあるな。AIPも液体酸素で燃焼させる限りは、貯蔵と揮発の問題を克服できないし。臨界しないで使う原子力電池あたりでもないと、原子炉以外のAIPは実現できなさそう。
他に、海保の巡視船増強や防衛白書、掃海隊群の改変に関しての記事。特に、掃海隊群の話は興味深い。揚陸艦を編入して、島嶼近辺での侵攻作戦へのシフト。上陸の前段階での機雷排除と揚陸艦の連携強化が目的と。うーん、今後の中国軍に攻勢作戦を取れるのだろうか。
潜水艦連載の記事は、魚雷発射管。浸水が万一もないように、安全性が必要。武器射出には、自走・水圧・圧縮空気・ロッドといろいろあるが、一長一短と。兵器が十分頑丈なら、機械で押し出すのが、雑音が一番小さくて、融通性は高いと思うが。あと、武器射出に伴うトリム調整の重要性など。
写真ページでは、キール運河を通過する練習艦隊、日本に来航したエスメラルダ、リムパック2016に参加した中国艦船、訓練中のオーストラリア揚陸艦アデレードなど。中国艦って、支援艦艇はまだ見られるけど、戦闘艦艇がなんかかっこわるいなあ。なんか、微妙にちがうんだよなあ。
なつかしの艦影の清国防護巡洋艦「致遠」、舷側を向く速射砲が少ないなあ。