- 作者: 伊藤いづも
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2018/10/25
- メディア: コミック
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あと、伏線が見事に重なって、形をなすあたりが、気持ちいい。
前の巻から続いて、夏休み。
強制お休みで夏祭りに出歩いたり、夏休みの宿題を片付けたり。宿題をしようとしない桃に宿題をさせるため、動物園のふれあいと手作り弁当で釣るシャミ子。しかし、お弁当のアドバイスを受けに行ったあすらで、余計な連中がついてきて。「違法なサービス勉強」が笑う。しかし、夏休みに山ほど宿題を出すの、休みの価値を損なっている感はあるなあ。
結局、あすらのマスターとリコがついてきて、動物園デートが台無しに。おめかししていたり、桃が本当にたのしみにしていたのだなあという感じが。
で、お邪魔されて、シャミ子のお弁当を味わえなかったという負の感情が、桃の制御不能の闇堕ちを引き起こす。恥ずかしがる桃が可愛い。ヘタったコアを回復するための、山のなかの霊泉に行くことに。ここで、いろいろなアイテムをゲット。これが、後に重要な役割と果たすとは。
後半は、ミカンの呪い解決編。
転校してきたミカンは、学校になじもうと体育祭委員に加わる。楽しそうに活動していたけど、事故から呪いが発動。作りかけの体育祭の看板を壊してしまう。落ち込んだミカンが帰ろうとしていたところで、呪いを根治するべく、シャミ子と桃はミカンの深層意識に挑む。
巨大泡立て器「天沼矛」を作り出して、混沌を固めて、ウガルルをミカンの魂から分離。ウガルルは、ミカンに迷惑をかけていたことを知り、消滅しかけるも、急遽材料を集めて、ウガルルの再召喚に成功する。
あすらの店長にリコさん、山の泉に行ったときに採取した材料、学校の友人、小倉さんの知識。シャミ子とミカンが動かせる人脈と資材を使っての、ウガルル再召喚が熱い。
杏里ちゃんとシャミ子の出会いがおもしろい。あと、ノリの良さとかw