佐倉色『シロクマはシェーカーを振れません 1-2』

 とりあえず、童顔ちびっ子バーテンダーの花ちゃんがかわいい一作。
 童顔で、なかなか雇ってもらえない新米バーテンの花。やっと、雇ってもらえたバー、ウルス・ブランはまともにカクテルが作れないシロクマな店長のもと、閑古鳥が鳴いていた。その弟の意地悪なオーナー、カオル。そして、唯一の常連清良と聖子といった面々とすったもんだしながら、徐々に客足も増えていく。
 カクテルが飲みたくなるが、そもそも、外で酒を飲まなくなって久しいんだよな。酔ったら、家まで帰り着けないかもしれんw


 2巻に入ると、常連客が増えていく一方で、花の「成長」というのが課題になっていく。そこで、ウルス・ブランをいったんやめて、修行のたびに出ることに。
 一方、オーナーのカオルと花は、ケンカしながら、だんだんと気になるようになっていって。ケンカ友達から恋人というのは、やっぱり王道だよねえ。
 とはいえ、あくまで色気のないカップルw