現場の亡霊さんが出てきたり、ちょこちょこ場所を移していた以外は、ずっと解説というか、お話し合いだったな。
まとめサイトに誘導された想像力によって作られた怪物、鋼人七瀬。これを倒すには、それを上回る虚構を作り上げ、そちらに支持を集めなくてはならない。それはなかなか難しいことだが、九郎が死の際に使える、未来の選択によって、ある程度高い可能性を用意しておけば、それは実現できる、と。
しかし、七瀬かりんの死の「実際」も、それほど面白みがないなあ。タバコを吸いに人目のないところに。そこで、鉄骨が崩壊。逃亡生活に疲れ果てていた七瀬かりんは、それを避けることもせず、受け入れ。限りなく自殺に近い事故死、か。
で、自殺を考える精神状態であったことに異論を唱えていた姉は、なんだろう。単純に姉妹のディスコミュニケーションかな。
なぜ、鉄骨が倒れたかとか、気にはなるが、そこいらあたりは本筋じゃないんだろうな。
従姉妹の存在がはじめて匂わされる。あとは、九郎の人間として壊れている部分とか。情が薄いって、何度も死んでればそうなるだろうなあ。
人を殺す前に、「合理的な虚構」をぶつける必要があった。しかし、鋼人七瀬を捜査していた寺田刑事が、直接遭遇。立ち向かって、頭を潰されてしまう。
世論の盛り上がりに、琴子はどう立ち向かうのか。
今週のおひーさま。魔法少女ｗ
