るり原ズラチー『フェチップル:僕らの純粋な恋 1』

 なんというか、アホだw
 髪フェチ男と背中フェチ女が、互いに理想の相手を見つけて、恋に落ちる話。互いに理想の部位を持つ二人が、酒場で意気投合して、一気に同棲まで。しかし、フェチ的な奇行が続いて、なかなか進展しない。
 背中フェチだと、ずっと背中をみていて、「こっち向かないで」とか言い出すのが。柚木のヘアアレンジテクに落ち込む言花とか。「バッサリ切ったら死ぬぞ!!」「私死ぬの!!!?」のやり取りが笑う。


 そんなこんなで馬鹿やりつつ、だんだんと意識する二人。そして、初めての外デート。すれ違いつつ、というか、へたれておでこにキスする柚木。それに不機嫌になる言花。しかし、お風呂で仲直り。フェチにジャストフィットする部分が一番とはいえ、それだけでなく言語化できない部分で好きか。
 それを聞いて、唇へのキスをする柚木。そこから、今度は今まで積極的だった言花が挙動不審になって。


 そこに、柚木の妹、瑛乃登場。柚木家は重度のフェチだらけかw
 瑛乃が柚木の脚を堪能しているところに、言花が帰宅。一時誤解したり。しかし、仲良くなってお泊まり会をやったり。瑛乃のディレクションによる、誘惑が楽しい。


 そして、最後は言花が柚木と一緒に仕事をすることになって、というところで以下次巻。


 このシーンが凶悪だな。言花の照れシーン大ごま、どれも強いけど。