ドイツ・ベルギー水害

 ケルン・ボンからリエージュマーストリヒト間で水害が多発しているようだ。
 ドイツ西部からベルギー、ルクセンブルクあたりは、地図で見るとけっこう起伏が激しいのだな。舐めるように地図を見たところがフランドル中心だったから、ちょっとびっくりだなあ。
 ヨーロッパは起伏が緩やかだから、推移がゆったりと上がるという話だったけど、小河川ではそうでもないんだな。
 被災地を見ると、ヨーロッパの都市って、水害への備えが全然なされてない感じだなあ…


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 行方不明者がたくさん出ているバート・ノイエンアール=アールヴァイラーは地図で見ると、渓谷のちょっと広くなった、水が集まりそうな場所ではある。城壁に囲まれた都市もある場所だけど。



 ベルギー中部のヴェルビエ市。ちょうど、水が滞留しそうな場所ではある。



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 流木、瓦礫、堆積物がすごい。



 街中をドバドバと流れている。

 ペパンステという小さな町の状況らしい。河川の合流点、しかもかなり蛇行したところに立地しているから、水害に遭いやすいと言えば遭いやすいところ。つーか、川の流れを無理に曲げて集落作ってるっぽいなあ。



 場所不明。街路を水がガンガン流れて、ダンプカーの荷台部分が押し流されている。



 ケルンの近くらしいけど、派手な深層崩壊が起きている。なんか、大規模な泥炭を削った跡が何カ所かあるので、その一つだろうか。



 ドイツ軍の活動。



 浅くても、流れが速いと足を取られるんだな。しかも、平坦だと抵抗力が落ちるだろうし。というか、救助に行った人たちが流されかけているような。



 洪水の中を走り抜けたり、救助活動をする消防車。いや、これだけ浸かって大丈夫なのだろうか。エンジンの吸排気がけっこう上の方に付けてあるのかな。日本だと、あっさりエンジンが止まりそう…



 大型トラックを引っ張り出すとなると、戦車回収車が要るか…



 多数の行方不明者がでているバート・ノイエンアール=アールヴァイラーの上流にある集落、アルテナールでヘリによる吊り上げ救助を受けるシーン。