宙百『元悪役令嬢、巻き戻ったので王子様から逃走しようと思います! 2』

 ここから、辺境編。アイシャちゃんの出番が少なくなるのが残念でござる。


 前巻の最後でドミニク王子との婚約を持ちかけられたルルフィーナ。他にも外国の王族などの縁談があると言われて、辺境に逃げ出す決意を固める。領地経営を学びに行くことを、フィオレ領に行く名目にしたため、優秀な子供を集めた幹部候補塾に通うことになったルルフィーナ。
 それから、数年。9歳になったルルフィーナは、特進塾で落ちこぼれかけていた。学友も付けられてわいわいガヤガヤとした生活。図書室に幽霊が出たと、夜中に肝試しに行って怒られたり。畑を始め、いろいろと丸投げしたり。
 で、畑で甜菜から砂糖を精製できたということで、見学に行ったところで、見慣れない少年に遭遇。それが、バーンズ領で最愛のアンジェリカに出会っているはずのドミニク王子で。しかも、前周とは違って、なにやらおどおどしていて、混乱するルルフィーナ。しかも、いろいろと世話してやってくれと祖父に頼まれてしまって。
 距離がうまくとれずに、威圧的になってしまったり。
 なにやら、関係構築で出遅れているので、歓迎会の企画を丸投げ。みんなで湖で水遊び、のはずがドミニクは水が怖くて…


 ドミニクがお城で虐待されていたり、第一王子がクソ野郎だったり。つーか、完全に第一王子、敵だよなあ。
 前周のルルフィーナは、捨て駒の婚約者か…


 「報告どおりよっぽどひねくれているようだな」と言われて火花が飛び散る祖父と孫w



 ルルポリ。



 なかなか足癖が悪いルルフィーナさん。壁ドンに行く手を遮る。





 この笑顔は落ちますわー



 この巻のアイシャたん。