熊本大学のアートバンクに寄贈・帰宅された作品を、まとめて展示紹介する企画展の3回目。どっか、「熊本の洋画家の系譜」みたいなことが書いてあったけど、その通りに油彩作品がメイン。
あとは、フェルメール作品の「リ・クリエイト作品」が5点、附属小学校が持つ藤田嗣治のデッサンと、坂本善三のデッサン作品が特別展示。
教育学部の学生の作品が19点展示。
松永拓己「かたとき花と踊る 組曲」
今回の展示作品の中では、これが一番印象に残った。基本、抽象画ってあんまりピンとこないんだけど、これはいい感じに爆発している感じ。上の方は銀箔は貼ってあったり、クリアブルーが使われていたり、ツヤ感があって、下はマットな感じ。右下の意匠がワンポイント。

小材啓治「遺されしもの」
装飾古墳に描かれた絵をモデルにした物。塗り重ねた絵の具のテクスチャー感が凄く好き。近くで見るとゴツゴツした色の積層が、離れるときちんと絵になるのがおもしろい。

二宮弘一「祈りの丘(天草・大江)」

古閑良隆「潮溜り」

宮崎康親「島の天主堂」

ヨハネス・フェルメール「地理学者」
なんか、フェルメールの「リ・クリエイト絵画」が5点程展示されていた。うち、1点だけ撮影。スキャンして、描いた当時の色に補正して、印刷したのかな。近くで見たけど、手書きの凹凸はなかった感じ。キャンバスの凸凹も絵として描かれている感じで。光の効果がすごいなあ。

以下は、学生の作品。
梅木久美日「ちいさな幸せ」
輪郭線が金色で縁取られていたり、アクリル絵の具にテクスチャーが混入されていたり。

永目侑子「cycle of」
水彩の背景の手前に、ペン画の動物を張り付けている、言わば切り絵。タッチの違いがおもしろい。

赤木小桃「のこしたいもの」
