JR福知山線脱線事故

ワイドショウなどでは、さっそく原因追求や責任追及がやかましく叫ばれているが、正直この段階でいい加減な主張をするのはやめて欲しいところだ。不完全な情報で、原因を論じても、誤まった印象をふりまくだけだろう。シャーロック・ホームズも不完全な情報で推理するのは良くないと言っている。せめてレールに残された情報が解析され公になるまで、断定的なことを言うのはやめたほうがいいのではないか(マスコミはそれでは商売にならないかもしれないが)。正直、車両の軽量化はあんまり関係なさそうだと思う。
以下、事故原因と関係ありそうな情報をクリップ。
都市鉄道に潜む落とし穴 JR脱線事故 オーバーランがあり後で事故が発生したために、そういう印象をとから作り上げた可能性はないのかな。
速度など記録した車両モニター、5両目から無傷で回収 これは原因究明のおおきな手がかりになりそう。
運転士 3度の処分歴
運転士 無線応答なし これが一番大きな問題だろう。居眠りか病気で意識を失っていたのか。
「究明には時間」繰り返すばかり それは事実なんだけどね… 
JR西日本の体質にもかなり問題がありそうだ。
定時運転へのプレッシャーがかなりかかっていたらしい。「遅れを回復するよう、指令所からは指示していない」とJR西日本は述べているが、無言の態度でプレッシャーをかけているわけだし、その主張は責任逃れと言われても致し方ないものがある。
<尼崎脱線事故>事故前の2週間 1秒単位で遅延調査実施
JR宝塚線脱線事故(その3) 「安全運行」よりもダイヤ優先 JR西日本の体質