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オリコンの言い訳。しかも言い訳にもなっていない。
しかし、オリコンの動き早いな。ネットの動向をにらみながら行動していることは確かなようだ。
他でも同じ事を書いているかもしれないが、プレスリリースを読んでの感想
弊社の真意は、烏賀陽氏が「事実誤認に基づく弊社への誹謗中傷」があったことを認め、その部分についてのみ謝罪をしていただきたいというものです。
正直言って、烏賀陽氏の言ったことが「事実誤認による誹謗中傷」なのか疑問。
ランキング算出に使う統計手法を、オリコンが第3者の検証に耐えるレベルで公開していないのは確かだし(少なくとも一般の人間には)。
弊社にとってランキングの信用は最も大切なものです。通常、ネガティブなご意見やご批評でも、基本的にそれを甘受いたします。ただ、「明らかな事実誤認に基づく誹謗中傷」に対しては、価値を守るためにその防衛に立ち上がります。
どんな企業も、主力商品を事実誤認に基づき誹謗中傷されれば、防衛に立ち上がるのではないでしょうか。言い方を換えれば、それは義務であるとさえ言えます。
個人にとっても同じです。自分にとって一番大切なものが、事実誤認に基づき攻撃されるならば、防衛せざるを得ないのではないですか?
情緒的な書き方だが、公開の場でのやり取りないしは事前の交渉など、きっちりとした手続きを踏まずに恫喝的な高額訴訟に出た理由にはならない。
ただ、我々の真意はお金ではありません。個人攻撃でもありません。上記のとおり、烏賀陽氏に「明らかな事実誤認に基づく誹謗中傷」があったことを認めてもらい、その部分についてのみ謝罪をして頂きたいだけです。その際には、提訴をすぐに取り下げます。
5000万円の高額訴訟をやっておいて、それは説得力ない…
津田氏の記事にもあるように、オリコンのランキングには外部から干渉する余地があるし、またオリコンはこのような操作に対してどんな態度をとるか鮮明にしていない。
(ちなみに外部からの干渉の余地があることについては仕方がない。例えば、Googleでも、そのようなことができる。SEOだっけか? しかし、Googleは断固たる対決姿勢を打ち出しているのに対し、オリコンはそのあたりの態度が不鮮明なのが問題)
さらには、オリコンが内部で恣意的な操作を行っているか、外部からは分からないのは確か。(別に操作しているとは言わないが、烏賀陽氏も言っていないが、それは外部からは知りようがない)
ついでに言えば、オリコンのランキングにどのようなバイアスがかかっているか外部から分からないのは、そのこと自体がオリコンランキングのデータとしての信頼性を損なっていると思うのだが…
しかし、最初のメールで烏賀陽氏が武富士と並べたのは完全に作戦勝ちだな。まあ、あのメールに書かなくても武富士を連想した人間はたくさんいたと思うけど。
今回の件と武富士を並べたことで、同じくらい胡散臭い扱いになったし。
まあ、そうじゃなくても、オリコンのやり口は気分のいい物ではなかった。
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