雑誌2000円論は暴論か

http://d.hatena.ne.jp/solar/20080609#p1
 学術雑誌なんかそんな値段だよなあ。『史学雑誌』の回顧号なんかもっと高いし。『市場史研究』も2000円くらいだったような。岩波の『科学』は1400円か… あと、趣味系のムックで、頻繁に出るものは、そんなカテゴリーかも。
 ただ、そういうのは月に何冊もは買えないし、雑誌の選別は進みそうな気がする。あと、メディアとしての影響力は大きく低下するだろうな。論壇誌と情報誌が死にかけているのが出版界・出版社にとって問題であるが、それをミニコミ誌や個人誌の類で代替するのは無理ではないだろうか。「雑誌」そのものは、環境の変化に応じて残っていくと思うが。
 むしろ、情報をどう編集するかの問題ともいえそうな気がするし…