弱者をアレするには、目印が必要ですよね

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20091127/210778/?P=1
谷垣禎一の事故からはじまって、居場所のない自転車の話、もみじマークが逆にお年寄りにとって危険になっているという話。
へー、谷垣氏は「自転車族」なのか。少し好感度が上がったな。そのあたりの活動はがんばってください。しかし、河川敷沿いの遊歩道あるいはサイクリングロードって錯綜していて大変だよね。京都の桂川沿いの道もそんな感じだった。渡月橋から四条あたりまでは、私のような一般的な軽快車乗りでも気を使う場所だった。あそこでロードには乗れないだろうな。ロードみたいなスピードの速い乗り物は、なかなか他のカテゴリーの利用者と折り合いが付きにくいだろう。ロードバイクって、現状の日本の交通体系には居場所がないのだろうな… しかし、府中市の迫害ヒドス。スピードバンプ(強制的な凹凸)なんぞ設置されたら、ママチャリでも嫌だろうな。


もう3ページ目が分かる分かるの目白押し。

 で、最近は、歩道に乗り上げる段差にスロープを付けるなどして、自転車の走行を可能とした歩道を増やしている。自転車は歩道を走るように。ただしもちろんこの場合、全力走行は不可。「いつでも止まれる速度」で走るように。

たとえば、私の家から、さいたまスタジアムに行く場合には、国道122号線を走ることになるのだが、このレベルの国道を走るということになると、自転車は本当にどうしようもない。居場所が無いのだ。

 トラックの多いこの道の車道を走るには、ちょっとした根性がいる。具体的に言うと、時速30キロ程度の速度を維持できないと、クルマから見て「邪魔くさい」存在になるということだ。

 それゆえ、私のような20キロ前後が精一杯の半端ライダーは、トラックの幅寄せ(うん。悪気があるわけじゃないんだ。単に車線に比して車体がデカいというだけだよね)に冷や汗をかきながら、びくびく走らねばならない。

が、それでは、ということで歩道を走ってみると、歩道はやっぱり走るための道ではない。場所によっては、道路沿いの店舗が私設のポールを立てていたりする。ゴミ用のポリバケツが転がっていることもあるし、コンクリート製の花壇が設置されていたりもする。と、その度に、突っ走って来た当方は肝をツブす仕儀になる。

 橋にかかると車線の幅が俄然狭くなる。車道を走る自転車にとって、これは、非常に怖い。
 で、いきおい歩道に乗り上げるわけだが、橋上の歩道には標識が立っている。

「自転車は降りて通行」

 と。
 ごていねいにも、「降りて通行」の部分は赤字で強調されている。

いやもう、本当にそんな感じだよな。やってらんない。
最近は、周りの町並みやら花やら鳥やら、周りに気をとられることが多くなって、全然スピード出さなくなったけど。ついでに、表通りではなく、裏道を主体に動くようになった。その方が、通っていて楽しい。表通りは殺伐としすぎだ。