三陸の津波後に建てられる石碑類について、NHKの2006年番組から聞き書き

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 まあ、そりゃそういうものだろうとは思う。毎日通うなら近い方がいいし、土地が少なければ、空いている土地もだんだんと利用されるようになるには、自然の流れではある。何十年に一回レベルの災害に対して、どの程度の備えが出来るかというと非常に難しいものがある。日常生活の便益と災害の危険のトレードオフ
 今後は人口の減少傾向もあって、高所移転が進むだろうなとは思うが。ただ、それだけの土地があるのかねとは思う。あと、そうやって土地が空くと、今度は老人福祉施設や病院、学校などの災害弱者が集中する施設が立地しかねないのも懸念の一つ。災害の危険性が高い場所に災害弱者が集中した施設が立地し、多くの被害を出している。それにどう対処していくかも、課題の一つになるだろう。