避難渋滞、津波被害を拡大 促しても車降りる人少数

http://www.asahi.com/national/update/0401/TKY201104010283.html 車で逃げることの是非というのは、一概には決められないことだが、渋滞につかまったら即座に車を捨てる覚悟をしておくというのは必要。
 確かに災害弱者の場合や広い平野の場合は車じゃないと逃げられない場合もあるが。理想は、三分以内に逃げ込める三階建て以上の鉄筋コンクリ建造物ないし高台を確認して、逃げ道をチェックすることだが。特に、仙台平野でもそうだが、広くて低湿な平野の場合は、そのあたりはきちっと調べ説く必要がある。南海・東南海連動地震が起きる場合は、宮崎や高知の平野部は、それなりの規模の津波に襲われる可能性がある。多くの人の命によって贖われた教訓を生かして、準備すべき。理想を言えば、津波避難塔みたいなのを集落単位で設置することだろうけど。
 河田惠昭『津波災害:減災社会を築く』でも、このあたりの問題につては議論されている→http://d.hatena.ne.jp/taron/20110327#p1

津波災害――減災社会を築く (岩波新書)

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