「熊本花菖蒲始祖 吉田可智(閏之助)顕彰之碑」

 水道町の法念寺の入口にあった石碑。いつもは傾斜を避けてまっすぐ行くのだが、昨日は日陰優先で川沿いの道を通ろうとして、目に入った。いつもとルートを変えると、通い慣れた道でも新たな発見がある。
 この石碑は肥後六花の一つ肥後花菖蒲の始祖吉田閏之助を顕彰して、保存団体の満月会が建てたもののようだ。ちなみにこの石碑では「閏之助」となっているが、他の書物などでは潤之助となっていることもある。古い石碑が読み取れなかったのでよくわからないが、この寺に葬られたのだろうか。奥にある大正の顕彰碑を明示するために作られたようだ。三度にわたって顕彰碑が建てられている。


右面

平成十四年六月吉日 熊本花菖蒲満月会

左面

大正十二年五月吉辰建之 熊本花菖蒲満月会

裏面

七代目 吉田可盟