科学報道にまつわる色んな意見 Togetter

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 いろいろな意見。
 日本のマスコミにおける各分野の専門家育成システムの欠如とデータを蓄積解析するシステムの欠如が問題なんじゃなかろうか。新聞も情報バラエティーと同レベルというか。ふと思ったのだが、科学専門の通信社って存立しうるのだろうか。もうすぐ記事に出来るレベルのものを学者側の組織で配信するというのもありなのかもな。

現状のシステムでは「プロの凡人でいい」じゃなくて「プロの凡人にしかなれない」が正確なところで、だから一般人が必要だと思って関心を持つ情報を抽出する能力が必要だよね、と謂う話なんだと思うよ。

 凡人のプロというか、伝言ゲームの中継者を金払って雇用している状況のような。


 この意見も興味深い。

細部にこだわる科学者からその手の妥協を引き出すには、記者サイドは猛烈に勉強してないとムリですよね。だって、その程度の妥協ですら科学者にとっては猛烈な精神力が必要だから。



 下の方の論文が手に入らないってのも興味深い。つーか、昔よりも電子ジャーナルになって、金さえ払えば入手しやすいって状況になってきたんだから、大手の報道機関はまとめて買っとけって気がするな。結局のところ、情報の蓄積の努力が足りないような。フリーの人にそこまで要求しないけど、「機関」ならそこまでやるべきでは。