広島県って、何年かおきに多数の死者が出る土砂災害が起きているような気がする。本当に地盤が弱いんだなと。熊本県南部から鹿児島県のシラスも危険度が高いけど。
地理院地図の航空写真を見ると、安佐南区あたりは1978年より前には開発が進んでいる。戦後の開発は確かなんだろうけど。安佐北区の被災現場は80年代に入ってから宅地化した場所のようだ。地図を見ていると、緑井8丁目には扇状地っぽい地形があったり、かなり危険性が高いように見える。広島県は、土砂災害の危険地域を示すアプリを作ったり、周知に努力していたようだけど。結局は、過去の乱開発をカバーできていないというか。
せめて、谷を避けていれば、ここまでの犠牲者は出なかったと思うが。谷底の明らかに危険そうな場所は、宅地としての開発をできないようにするとか、都市計画の法制でそういう運用はできないものかね。あるいは、斜面の上のほうの住宅はコンクリ製の家に建て替えると補助金いっぱいとか。
広島豪雨:「危険な住宅地」土木学会が警告 - 毎日新聞
土砂災害防止月間特集：読み物コンテンツ｜アジア航測｜空間情報コンサルタント 99年の災害の紹介。そのときは反対の斜面がやられたのかね。
素直に見る世の中。:広島・安佐南区八木の土石流。それはここで、県営住宅は助かった。
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