文献の読み方、情報の整理の仕方について、読書猿Classic: between / beyond readersから

 読書猿さんのところ、文献を読みこなすのに重要な知識が大量に紹介されている。ただ、そもそもブログの記事を読むのが大変とか、実践にそれなりの手間がかかるとか、ハードルも。

たくさんの文献を読まなきゃいけない人のための作業×文献マトリクス 読書猿Classic: between / beyond readers

 メモ。なるほど、文献ごとの進捗を一覧表にして、テーマ全体ではどこまで進んでいるかを見渡すことができるようにする。

難しい本を挫折しがちな人のための2つの方法ー読書の手すりと杖(中級編) 読書猿Classic: between / beyond readers

 段落ごとの要約。注釈書や論じた文献など、外部の解説と組み合わせる原典注釈目次マトリクスや拡張レーニンノートなどの技法の紹介。
 時間が無茶苦茶かかりそうな読み方。なにか、徹底的に理解しなくてはいけない本には、便利そう。

集めた文献をどう整理すべきか?→知のフロント(前線)を浮かび上がらせるレビュー・マトリクスという方法 読書猿Classic: between / beyond readers

 レビューマトリクス法の紹介。上の高速で論文がバリバリ読める落合先生のフォーマットがいい感じだったのでメモ - 書架とラフレンツェを組織化した感じか。
 これを歴史学に応用するには、マトリクスのデザインはそのまま引き写せなさそうだけど。大量の文献から、研究史の穴を炙り出す手法。

複数の文献を一望化し横断的読みを実装するコンテンツ・マトリクスという方法 読書猿Classic: between / beyond readers

 関連する本の目次で表を作り、概要を書き込む。そこから共通項、関連する内容を結びつける。さらに、行ったり来たりしながら、読みを深めていく。さらに、共通するトピックに関しては、新たな項目を追記する。

必読文献が浮かび上がる→引用マトリクスで複数の文献の関係と分布を一望化する 読書猿Classic between - beyond readers

 複数の論文から、文献間の関係と特に重視される文献を明らかにすると。まずは、比較的少数の文献から始めるべきかな、こういうの。

知らないことを知る技術ー未知の分野で文献調査を導く3つの表の作り方と使い方 読書猿Classic: between / beyond readers

 文献×目次マトリクス(コンテンツマトリクス)、文献×文献マトリクス(引用マトリクス)、文献×概念マトリクス(レビューマトリクス)の3つで、自分なりのまとめができる程度になると。数十から数百の文献。

一篇の論文を生み出すのに必要な熱量がどれほどのものか体感しないと、何でも知ることができるんじゃないかという甘美な夢はなかなか覚めない。

 まったくその通りと。

これは小論文で何を書いたらいいか分からない人のために書いた文章です 読書猿Classic: between / beyond readers

 自分語り系は、とことん苦手だわ。そもそも、人間って、本当に「成長」するものなのだろうか。
 高校の頃、「道について」とかいう論題が出たときは、本当に手も足も出なかった記憶が。漠然としすぎだ。