映画やマンガでは、「反乱を起こした人工知能に人間が支配される」という設定がしばしば用いられる。けれど、現実には「利権や汚職にまみれた人間の政治家よりもAIのほうがいい!」という政治運動が盛り上がって、自ら望んで支配されるようになりそうだ。IT革命(読んで字のごとく)による立憲AI制の成立である。
あー、ありそうだなあ…
実際に始めたら、ひたすら揉めそうだけど。
まあ、非アジア世界と「ヨーロッパ」に差が出てくるのは、蒸気機関が普及してから後のことだからな。18世紀段階では、そういう扱いになるだろう。あと、ヨーロッパ側が優れているとして、それは移転しにくいソフトウェアにあるからなあ。
ちなみに、喜望峰経由の航路開設で、実はヨーロッパはそれほど儲けていない。ポルトガルにしても、長距離の航海のための準備や商品、拠点の維持などの費用で、苦労しているし。むしろ、重要なのは、アメリカの征服。アメリカ大陸をヨーロッパ化して、収奪することの方が、ヨーロッパの経済的成功に貢献している。
まあ、アメリカ産貴金属がアジアに流れるようになれば、その流通回路として意味を持つようになるが。
しかし、長期的展望ねえ。そんなの、本当に持ち得るのだろうか…