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まあ、「中東レベル」と言われてもしかたないかもなあ。
政治的に崩壊した社会で、女性に対する暴力で、指標が悪化すると。この辺り、アフガンも一緒なのかね。サウジについては、擁護のしようもないところがあるだろう。あと、パキスタンやインドあたりの女性に対する暴力はエグいという感覚。
エジプトのムスリム同胞団やトルコのエルドアンのムスリム運動が、救貧活動を通じて、社会に食い込んでいった。とくに、女性の相談員を養成、家庭に入り込んでいったことがわかる。
「イスラムでは男性は女性を保護し、尊重しなくてはなりません。女性を侮辱したり、感情的になったりすることは、男性としては許されないことです。みなさんとても協力的でした」と語った。
これは、パターナリズムそのものだと思うが…
イスラムでは「女性の尊重」は重要な価値である。女性を家庭に縛り付けて「保護」することを「尊重」と考える部族主義のような男性中心主義の考え方もあれば、女性の社会進出を保証することが「尊重」という考え方もあり、イスラムの中でせめぎあいがある。男性中心主義の現実だけを見て、イスラムは「女性差別的」と考えるのは偏見であろう。