かつては食用、貴重なタンパク源だった 巨大カタツムリと巨大タニシのいま | THE PAGE(ザ・ページ)

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 食用として導入されたけど、ものにならず、野外に放出。侵略的外来種として幅をきかす生き物って、多いなあ。ウシガエルとか、ブラックバスなんかもそうだし。
 アフリカマイマイジャンボタニシに。小笠原では、さらにカタツムリを食うプラナリアが侵入して、アフリカマイマイごと、固有種のカタツムリを食い荒らしてしまっている、二重外来種攻撃。
 広東住血線虫が寄生する種なのか。怖いなあ。農産物を這った跡からも感染するとか。
 あとは、殻の色がカラフルな鑑賞種のジャンボタニシがいて、これが一時輸入禁止になっていたが、WTOのルールに反するので解除されてしまったと。基本的には、生体の輸入は、なるべく減らすべきだと思うがねえ。ジャンボタニシも侵略的外来種なんだし。


 しかしまあ、アフリカマイマイにしろ、ジャンボタニシにしろ、いまいち食べる気にならないなあ。食べる土地ではどんな風に調理しているんだろう。
 しかし、こういう生き物を食料資源として養殖するのは、大型哺乳類の飼育より、環境負荷が少なそうではあるな。