「夢の美術館─めぐりあう名画たち─」展

 北九州市立美術館と福岡市美術館が同時に改修で、休館となり、そのコレクションから洋画をメインに集めた展示会。だいたい、出品一覧をもらって、それを見ながら振り返るのだが、今回はなかったな。ちゃんとメモとっとけばよかった。
 日本やヨーロッパの近代絵画が、20世紀にはいってから、順序良く揃う感じか。
 最近、こういう「美術」には興味があまりなくなっているのだが、こうやって、見ると、それなりにおもしろいな。で、やっぱり抽象絵画の類は、ピンと来ない。
 やっぱり風景画がいいな。ネットで調べてでてくるのは、坂本繁二郎「大島の一部」だけだけど。あと、「波濤」という題の絵がよかったかな。
 あと、ダリの「ポルト・リガトの聖母」は流石の迫力。というか、出展されていた他のシュルレアリズム系の絵画は、全然力が及んでいない感じだったな。