だるおも

 せっかくの快晴だが、身体がだる重いし、なんか暑いので引きこもる。かといって、読書にもあんまり集中できていないし、あかんなあ。


 しかし、今度の台風、とんでもない雨台風だったな。風も強かったようだが、あちらこちらで大水害を残して去った。信濃川水系阿武隈川水系の破堤が大物かな。それだけでなく、あちらこちらの河川で破堤が発生している様子。一日通じて、犠牲者と行方不明者が増え続けているが。長野は、昨年の西日本豪雨の被害を軽く超えるような水害を起こしているし、昨年並みにはなりそうな感じが濃厚だな。しかも、水位が高くて、現在進行形で被害が拡大中という。
 昨日、耳目を集め続けていた、東京の低地地域はいろいろな仕掛けで守られたようだけど。かわりに、ほかの地域が大被害。つーか、東北で、あそこまで被害が拡大するとは思わなかった。足早に駆け抜けていくから、たいした被害でないだろうと思っていたが。阿武隈川久慈川那珂川あたりの大きめの河川が暴れているし、さらに、中小河川も。
 つーか、今回、東京近辺の河川で堤防が生き延びたことを考えると、財政的にも、ステークホルダーの数的にも無理があるスーパー堤防は、やはり、やめて良いんじゃという結論になりそうだが。堤防を強化すべき範囲を考えただけでもなあ。スーパー堤防があれば云々とかいう意見がネットで見られたけど、分厚くて、崩れにくいってだけだからなあ。しかも、数百年かかるから、向こう100年くらいのスパンではまったく間に合わないし。そもそも、東京への治水リソースの投入が大きすぎるように思える。


 なかなか全国レベルの情報の整理が進んでいない感じがする。なんというか、台風15号といい、行政機関の動きがもっさりしているように感じるのだが。今回は、純粋に手が足りていないのだろうなあ。
 地理院地図の災害情報も、千曲川流域の垂直写真は、雲に覆われていて、全貌が見にくいしな。台風一過なのに、いまいち天候が良くなっていない感がある。
 地理院地図を見ると、入間川流域、派手にあふれているなあ。もともと、河川敷がやたらと広いようだし。それに加えて、後背湿地も水があふれてる。