片瀬茶柴『虚構推理 2』

虚構推理(2) (講談社コミックス月刊マガジン)

虚構推理(2) (講談社コミックス月刊マガジン)

  • 作者:片瀬 茶柴
  • 発売日: 2015/11/17
  • メディア: コミック
 アニメの進行に合わせて、ゆっくりと読み中。
 細かいところで、いろいろと、アニメに取り入れられていない演出がけっこうあるな。琴子・紗季のさや当てとか、実は似たもの同士っぽいところかw


 鋼人七瀬と遭遇し、琴子に助けられた紗季は、自宅に琴子を連れて行く。そこで、現在の九郎の状況を知る。その後は、鋼人七瀬の元となった、事故死したアイドル七瀬かりんの生前の状況や鉄骨に押しつぶされて死んだ状況の紹介。そして、琴子は、七瀬かりんの死因を詳しく知る必要から、再び紗季さんとの接触を決意。
 その待ち合わせ場所の近くで、再び鋼人七瀬が現れたので、現場に急行すると九郎が鋼人七瀬と戦闘中。さらに、待ち合わせの紗季さんも追いかけてきて、二人出会うことになってしまう。
 九郎が不死身というのはどういうことかを見せ、桜川家の暗黒の歴史も露わに。
 琴子ぐらいだとともかく、普通の人間が桜川家と親戚関係になるのは危なすぎる感じあるなあ。邪悪な予言者制作実験で、ほとんどの親類縁者が異状死とか…


 ネットで鋼人七瀬を調べる前に、紗季さんはゆるふわ系女子の情報を、琴子は長身女性の関係を調べてるあたりが笑う。
 同族嫌悪な感じはあるなあ。紗季さんの「あの娘癪に障る」がいいなあ。
 ラストのベアハッグとか、基本的に紗季と琴子のさや当ては、アニメでは省略といった感じなのかねえ。まあ、動きがつくと、エグくなったりするしなあ。