安倍政権のイベント中止要請で、3月の講演会の類いが、あっという間に全部中止になって、ビビる。いや、さすがに閉鎖空間に一時間以上いるわけで、リスクが高いなあと、行くのを迷っていたわけだが…
しかしまあ、公的機関が開くこの手の無料の講演会は損害もたいして出ないだろうけど、興業の類いだと、本当に損害はいかほどか。
対策ってのは、そういう損害をどうカバーするのかも含めてのもので、ただ、中止して損害は自分で被ってねというものではないと思うのだが。芸能系の企業がガンガン破産して、自殺者が出まくったりしたら、それも疫病禍の一部ということを忘れてはいけない。
そもそも、国民経済に影響が出る事態になっているのに、財務省や経産省の陰が薄いのが問題。ここいらの尻を蹴っ飛ばして、動かすのが、政治の仕事なんだがねえ。
今日の、学校の臨時休校宣言も、行動が衝動的すぎて、ほんと、大丈夫か？としか。
そもそも、休校で失われる授業時間、どこかで補講をしないといけないけど、卒業する子とかどうするんだろう。補講なしで済ませるには、いろいろと手続きが必要そうだけど、どうなってるんだろう。
あとは、共働きの家庭がパニック状態だそうだが。つーか、先行して休校している北海道では、帯広の病院が、子持ち看護師の出勤不能で外来取りやめとか、目に見える形で麻痺状態に陥りつつあるのだが。
そもそも、今から、経済への影響を抑える法案を検討という時点で、動き出しが遅いよなあ。最初の国内患者が出てから、もう、一月近いのだが。
つーか、大混乱で国内経済も大ダメージの中国を横目で見ながら、何してたんだろう。
しかし、一月くらい前にカンボジアを、ノーガード戦法、検査しなければ新型肺炎じゃないのかとせせら笑ったら、自国でも似たようなことを始めていて笑えない。検査能力の拡充に、どういうボトルネックがあるのだろうか。
アメリカも、検査数が異様に少ないし、なんだんだろうな。
