5月の第一波の段階では、曲がりなりにもリーダーシップが見えたけど、第二波には完全に支離滅裂な対応になっていたから、なんかあったのだろうとは思っていたけど。モーリシャスの座礁燃料油汚染事件でも、インド洋重視の外交政策からは何らかの対応があってしかるべきだったのが、まったく音沙汰なしだったし、まともに仕事ができる状況じゃなかったんだろうなあ。
病気の問題はともかくとして、「政治的空白を作ってはいけない」と言い立ててきた政権が、結局、有事に2ヶ月の政治的空白を作ってしまったのがなあ。急に仕事ができなくなる事態はあるだろうから、そういうときにどうするかは決めとかないといけなさそうだなあ。
正直、安倍政権が長期的政権になったのは、野党の自滅とリーマン後の経済の自律的回復という状況のなかで、有権者が変化を嫌った「空白」の産物だからなあ。コロナという外部からの大波には耐えられなかったか。
これから、この2ヶ月のコロナ対策の空白と長期政権の後始末をする人は大変そうだなあ。コロナ対策のロジスティクスとか、どうなってるんだろう。さらに、中国の海洋進出という長期的課題にも対応する必要があるし。そもそも、自民党をまとめるのが大変そう。ある意味、安倍以外、誰も自民党をまとめきれないからの長期的政権だったのだろうし。
このタイミングで仕掛けてきたというか、これは中国の側からすると日本側が仕掛けてきたことになるのかね? 日本側からすると、混乱している時期に威力偵察としか受け取れなくて、感じ悪いけど。
尖閣沖で中国海警局の船が領海侵入 政府 官邸対策室で情報収集
— ぺりかんめも (@pelicanmemo) 2020年8月27日
2020年8月28日 7時27分https://t.co/gyFyWwcCK3
>中国海警局の船2隻が、日本の領海に侵入したことが確認され、政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「情報連絡室」を午前6時45分に、「官邸対策室」に切り替え
ハリケーン・ローラによって、アメリカのメキシコ湾岸は結構な被害を受けている模様。特にレイク・チャールズ市は、化学工場が炎上したり、高層ビルの窓が割れまくったり。
グーグルマップで見ると、メキシコ湾岸は、潟湖から内陸に入ったところに工業地帯付の港湾が林立しているな。ちょっと大きめの都市には、だいたいバトンルージュからヒューストン当りが特に。大型船舶のためとおぼしき航路が整備されているのが興味深い。沿岸は海抜が浅くて、厳しいのだろうなあ。というか、全体に高潮に弱そうな…
ハリケーン・ローラによって窓を割られた高層ビル。こういう全面ガラス張りの高層ビルってよくあるけど、大型ハリケーンとぶつかるとこんな無残なことになるのか。ハリケーン・ローラによる被害の全容はまだ見えていない。 https://t.co/H4SikGwHvJ
— Kenji Shiraishi (@Knjshiraishi) 2020年8月27日
高層ビルが派手に破壊されているのが印象的。外壁になっているガラスがすべて吹き飛んで、壁際の部屋はがらんどうに。これ、運用施設が壊滅して、全壊状態なんじゃ。東京湾岸のタワーマンションなんかも、こういうの大丈夫なのだろうか。勢力を保った台風が東京湾を直撃したりというのは、あり得る話だが。何年か前に大阪湾がそれで酷い目に遭っているわけだが。
この建物、レイク・チャールズ市の中心部に立つ高層ビル、Capital One Towerというらしい。以前にも、ハリケーン・リタで大損害を受けているらしい。
en.wikipedia.org
今日は、一日体調悪し。昨日から、寝違えか、右を向くのがつらい。軽い頭痛。体が重い。一月引きこもると、いろいろとやべーな。
やろうと思っていたことはあったのだが、まったく手つかず。
で、日付が変わろうかという時間になって、体調が上がってくる…