- 作者:険持ちよ
- 発売日: 2020/03/27
- メディア: コミック
一話ごとに、ファーの正体をめぐる本筋の事件と家の紹介で人との出会いが交替していく感じか。王都周辺で暴れては消えるドラゴンの存在。そして、ときどき消えるファー。本人にも、消えているときの記憶が無い。徐々に高まる不安。
ファーが拘束されてしまうが、その時、あちこちで暴れているドラゴンが出現。ファーの疑いは晴れる。
そして、ドラゴンが暴れるのは卵を抱えているからであることが判明。ファーは説得を試みるが、狂乱する一方のドラゴン。さらに、謎の声が聞こえてきたとき、ファーはホワイトドラゴンに変身する。
ファーを信じ抜いた琴音の姿が印象深い。
一方、普通にお仕事で関わる連中も、多士済々。迷子を助けたら神様と出会ったり、人気アイドルの新居を確保したり、やたらと的中率が高い占い師に、武器として使える声を持つ吟遊詩人に。なんか、やたらとキャラが立ってる連中ばかりだな。特に、超高レベルの攻撃的吟遊詩人。最後は、死神に声を奪われて美声に変貌するが。
あるいは、なにやら忍者の屋敷の様に改造されてしまった家の仲介で一騒ぎあったり、化け猫の温泉宿を賃貸にすべくアドバイスを求められたり。ラキラさん、めちゃくちゃ露出度高いバトルコスチュームなのに、水着は恥ずかしがるんだw
18話の「眠れ千年、栄える大地、真っ白な昇り龍は世界に虹色の雨を降らす」って、この歌、後々ストーリーに関わってきそう。