状況が見えなかったかが、結局、アルメニアとアゼルバイジャンの戦争、アルメニアの敗北で終了したようだな。なんとか、ナゴルノ・カラバフ共和国の存続は維持できたものの、首筋に刃を突きつけられたような状態が続くわけか。ロシアが安全保障部隊を展開する10年間ほどは、現状維持が可能だろうけど。
カラバフ共和国占領で民族浄化が起きる可能性が高いとみていたけど、アゼルバイジャン側が割とあっさり、存続を認めたのは意外だったなあ。それだけ、苦しい戦いを強いられていたということか。つーか、相当ドローン落とされているから、戦費はけっこう苦しそう。
アルメニアの主戦派がどう跳ね返るかだろうなあ。少なくとも、現アルメニアの指導者は頑張ったと思う。
しかしまあ、今回は軍用ドローンの猛威が印象に残る戦いだったな。とはいえ、完全に制空権を奪われた状態でも、アゼルバイジャンが相当な消耗を強いられたのは、アゼル側の素質の問題か、やはり、空軍だけでは張り付く軍隊を排除できないということか。
少なくとも、軍用ドローンも考慮した防空システムの見直しが課題になるだろうなあ。自走高射機関砲に光学照準システムを搭載するとか。
多分失脚するだろうけど、後々まで悪名が残るのを厭わず、カラバフのアルメニア人15万全員の難民化と、ナゴルノ・カラバフ共和国の当面の滅亡を防いだパシニャンは立派だと思う。やろうと思えば、シュシャやステパナケルトで住民を巻き込む泥沼の市街戦を展開することもできたはず。
— 露探【円谷猪四郎】 (@karategin) 2020年11月10日
「まだ戦える」段階で辞められなければ、あとは城下の盟を結ばされれる羽目になる、ってみんな分かっててもハイそうですか、と辞められないのも事実だからなぁ… https://t.co/S2tPs2AQww
— 林司@るーしゃんず (@Archangel_HT) 2020年11月10日
これは本当にそうだと思う。
気をつけなければならないのは、ここで活躍したドローンは、バイラクタル TB2とか数億円はするUAVであって、シリア内戦でISISが使ってたような数万円~数十万円台のトイドローンに出番はなかった。厳密に言えばアルメニアが一瞬使ったけど即座に墜落してた https://t.co/RUbb7Gl8gQ
— 林司@るーしゃんず (@Archangel_HT) 2020年11月10日
ほぼ1ヶ月ちょい、5週間ぐらいにわたったナゴルノ=カラバフ紛争をざっくりツイログを見て見ると、
— 林司@るーしゃんず (@Archangel_HT) 2020年11月10日
1,最初の数日でアルメニア側のSAMはほぼ壊滅
2,しかしそこから2週間程度(10月第2週あたりまで)はアゼルバイジャンの侵攻は限定的
3,10月半ば頃から平野部である南部での侵攻が順調になる。
バイラクタールTB2無人機の戦果。約2000億円だって。戦車だけで138両って自衛隊の師団がいくつ吹き飛ぶよ…。 https://t.co/o2LhSjuWGh
— ぐり@関賢太郎 (@gripen_ng) 2020年11月8日
つーか、これ、アルメニアは再起不能なんじゃ。失った装備の補充するだけの資金がなさそうだけど。それこそ、クラウドファンディングで集めないと。
・アルメニアはさらにKalbajarとLachinからも撤退し、ラチン(の恐らく外側)5kmをロシア部隊に渡す
— Hiroki, Japanese in Armenia(アルメニア在住) (@hirokionfire) 2020年11月10日
・ラチン回廊を使ってカラバフのアルメニア人がカラバフ・アルメニア間で安全に暮らせる計画を3年以内に計画する
・アゼルバイジャンはラチン回廊を使った全ての往来に関して安全を保証する
続く pic.twitter.com/mGBP3LeDlw
休戦の条件。
市街地のムクドリ対策に光が見えました❗️浜松市でパイフォトニクス株式会社による「光と画像データを活用した中心市街地におけるムクドリ被害対策」の実証実験が行われています。#浜松 #ホロライト pic.twitter.com/BGSEnGhbYA
— ひらま良明(平間良明) (@yoshiaki_hirama) 2020年10月13日
ムクドリ対策にライトの点滅を利用。しかし、この点滅、人間もダメージ受けそうじゃね。射線に入る建物に住んでいる人とか。