豪雪を越えて運ばれた海の幸:ブリの街道 胡桃沢勘司

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富山から信州松本へのブリの輸送の話。松本では「年取り魚」として、重要らしい。
昭和の頭あたりまでの世界。冷蔵輸送しか知らない人間にはよく分からない世界。

移入魚の記録が残っているのは幕末になってからで、1858年(安政5)12月から翌年11月までに、総数で140万駄弱の魚が北陸から着きました。このうち1月から9月までの季節外の魚荷輸送量が約100万駄。差し引いたおよそ40万駄の大半はブリであった可能性が高いと思います。

だから、かなり入っていたのだろうな。
インタビューを受けている人は、『西日本庶民交易史の研究』の著者。

西日本庶民交易史の研究

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