「無知」が選挙争点になっているアメリカ 誰が金を払っているのか

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ゆえに、「茶会運動」という独立戦争のモチーフをいまさらのように持ち出して運動する人たちは、「昔のアメリカがいい」という白人たちだ??ということになるわけです。その白人たちにとって目下の最大の懸案は、景気や雇用。そこで彼らのそもそもの社会的保守性(中絶や同性愛否定)が、財政規律や減税という財政保守の命題と結びついた。そこで掲げるべき「聖なる書」は聖書ではなく、憲法だ??というわけです。

 この手の「幻想の過去を懐かしむ」人々の活動というのは、どこに行っても変わらないものだな。それをエスタブリッシュメントが利用するという構図も。