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メモ。ウィルキンソン『格差社会の衝撃』を引いた「格差社会のデメリット」、阪神大震災の被害が大きかった地域では、5年後、10年後に被災者に経済的危機がやってくるという話を紹介。前者に関しては、格差が大きい社会=不公正な社会で、そのような社会では結局全員が、多かれ少なかれ不幸になるって話なんじゃないかと。
映画『三丁目の夕日』の時代を、なぜみんなあんなに懐かしむのか、少し理解できた気がしました。
1960〜70年代の日本は、経済的に「比較的平等」で、みんなすごく豊かではなかったけれど、たしかに、現在よりも多くの人が「未来はもっと良くなる」と希望をもっていたんですよね。
現在は、希望だけが存在しないんだよな…