超絶衰退する秋葉原――都市学者・クリスタラーの「中心地理論」が予言する秋葉原の儚い未来 - 未発育都市

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 うーん? 秋葉原クリスタラー中心地理論を適用するのはおかしいのではなかろうか。東京そのものは、中心地理論の対象になりうるが、その一構成要素に適用するのは的外れのような。東京などの中心都市にさまざまなマニアックな商売が生存できるというのは中心地理論の射程の範疇だろうけど。
 むしろ、秋葉原にああいう雑多な店が集って、時代の変化に従って変化していけるのは、単純に賃料が安かったからなのでは。現在の「再開発」が、雑多な小商売という秋葉原の生命線の息の根を止めかねないという指摘なら分かるけど。むしろ、ジェイコブズが『アメリカ大都市の死と生』で指摘した、「大都市にはさまざまな賃料の建物が必要」という指摘の重要性を想起すべきだと思う。
 よく考えると、私、東京には小学生に上がる前に一度行ったきりなんだよな。