「あの大きな揺れのさなか、中学生が訓練通りリヤカーでお年寄りを助けに行く姿を想像し、行くな、と思った」(シンサイミライ学校 片田敏孝教授の言葉) | du pope : NAKANO Hajime's Blog

http://nakanohajime.wordpress.com/2013/08/12/shinsai-mirai/
 和歌山から三重あたりの津波に対する危機意識の低下は深刻だよな。三陸は、ここ100年位でも、何回も大きな被害を出す津波災害を経験しているけど、三陸は戦後はそういう事態を経験していないというのが大きそう。ただ、次の南海地震はそう遠くないのも確か。そういう意味で、津波対策は急務だよな。今からやっておけば間に合うかもしれない。
 津波の到達時間は土地と震源によって違うから、釜石の事例がそのまま田辺の教訓になるかというと、それは怪しい。20分後に12メートルの津波が到達と予測されているそうだが、その数字だと、自分たちが脱出するのでぎりぎりなんじゃなかろうか。
 地震のときにリヤカーを準備して、お年寄りを救出に行くのは厳しいよなあ。あと、いかに的確な情報なり、見通しを得るか。