くまもと文学・歴史館「収蔵品展 アーカイブズにみるくまもと15」

 文学・歴史館の収蔵品を紹介する展示。近代文学者と近世史料の紹介の組み合わせ。今回は、歌人安永蕗子の和歌を書いた短冊・掛け軸類の展示と、近世熊本の物産や名所を紹介する番付類。


 短歌も書もさっぱりわからないけど、相応に読みやすい自筆短冊。変体仮名とか、未だに読めないわけだが。
 あと、後ろの七七は、けっこう自由に配列している感じが。ここらあたり、プレバトの俳句と通じるものがあるのかな。


 後半は、近世の各地の番付類や熊本で、熊本の名勝や物産を紹介する展示。
 日本書紀にも掲載された不知火は、当時もかなり有名だったのだな。
 あとは、近世肥後の物産。基本的に、肥後は米の産地として認識されていたのだな。あとは、八代蜜柑とか、八代の紙とか。荷物が重くて、ざっとしか見なかったが、ちゃんとメモ取っておけばよかった。「肥の後州名所名物相撲附」がおもしろそうだったけど、ざっとした流し見してしまった。
 大膳職からの素麺調進以来の文書、展示リストに書かれているの、あったっけか…
 つーか、マスクが集中力を著しく削ぐなあ。