魔女の旅々 第7話「旅人が刻む壁 / ぶどう踏みの少女」 - ニコニコ動画


 とりあえず、ぶどう踏み乙女姿のイレイナさん、コスチュームがかわいい。あと、ポニテが良いですね。


 今回は、ギャグっぽい話二本立て。近隣トラブル110番


 前半、「旅人が刻む壁」は、イレイナがあまり関わらないお話。幼少時代にイレイナが愛読した「ニケの冒険」に書かれたエピソードの後日譚を体験することに。
 国内を二分する壁を挟んで、互いに嫌いあい、競争を続ける人々の国。壁を飾って、相手より優れていることを示したいという依頼をうけた旅の魔女ニケは、壁に、旅人が国に対する賛辞を刻めば良いのではないかと提案する。それが話題になり、壁の両側に記念の言葉が刻まれるようになった。
 しかし、そのブームが過ぎた頃、今度は魔法管轄協会への依頼で、新たなアイデアを求められたのは、イレイナと因縁のある炭の魔女サヤ。彼女は、イレイナに対する気持ちを刻みまくると同時に、町の人々自身が自分の思いを刻めば良いのではないかと提案。
 で、ニケの冒険の壁のエピソードの続きがどうなったかワクワクしながら訪れるイレイナ。しかし、壁はなくなっていた。匿名掲示板状態になった壁。しかし、それは書き込んだことと長く付き合うことになる事であった。過去の言葉を取り消したいと壁を削る人が続出。最終的には、両側から侵食されて、トンネルが開通。互いの領域の人々が、代わらない存在であることを知り、和解することになる。
 なんというか、ベルリンの壁感が。特に、欠片売りが。で、お土産に一つ、欠片を買ったイレイナ。しかし、それはサヤがイレイナへの劣情を刻んだものの一部で…


 後半、「ぶどう踏みの少女」は、むしろイレイナさんが目立つエピソード。なんというか、リナ・インバースあたりがやりそうなお話ではあるなあw
 初めてのワインは美味しいものをと、葡萄酒産地の村を訪れたイレイナ。こっちも、両方に別れて争っている村だった。訪れた「こっち」側では、向こう側の村が始めたぶどう踏み乙女ローズマリーちゃんをラベルにあしらって売り上げを伸ばしている状況に対して、同じような対策で対抗しようとしていた。ちょうど訪れたイレイナをぶどう踏み乙女に仕立てて、ラベルにあしらうつもりだった。
 心ならずも巻き込まれるイレイナさん。ちょうど通りかかったローズマリーちゃんに煽られて、熱心に取り組むことに。しかし、村のワイン生産には作業量が追いつかないことに気がつき、相手の村に偵察に。そこで、男共が踏んでいることを明らかにする。
 その後、始まった両村の小競り合いに、酔っ払って暴走するイレイナさんが加わって、ぶどうファンネルの機銃掃射で発生する地獄絵図。しかし、それがストレス解消になる事を知った両村は、対立を解き、「ぶどう投げ祭り」で、ぶどうを投げ合うことでストレス解消することになった。
 これは、時間軸がずいぶん後の時代からの回想なのか。イレイナさんは数十年後にはどうなってるんだろうな。そして、ローズマリーちゃんのその後が印象的。
 つーか、イレイナさん、容姿を馬鹿にされると激怒するのだな。おかげでラベルが台無しな感じに仕上がってるけどw


 今週のイレイナさん。ぶどう踏み乙女コス良い。あと、脚フェチ的にもw