蝸牛くも『ゴブリンスレイヤー 3』

 収穫祭が近づく秋の頃。
 毎度毎度のゴブリン退治にいそしむゴブリンスレイヤー。しかし、鉱山に巣くうゴブリンは、装備も整い、さらった女性に手を付けていない。異常を感じた彼は、密かに対策を打つ。


 一方で、祭りの空気に人々も浮つき…
 午前中は幼なじみの牛飼いの娘、午後は冒険者ギルドの受付嬢と時間差お祭りデート。小汚いリビングメイルとめかし込んだ女の子、めちゃくちゃ違和感ありそうだけど、それなりにお祭りデートっぽい雰囲気にはなってるなw
 そして、お祭りのクライマックスは女神官ちゃんの大地母神への神楽奉納。コスチュームが良いです。


 しかし、平和な時間は過ぎ去って。
 祭りの油断している時を狙って、町の人々を贄にして、ヘカトンケイルの召還を目論むダークエルフが四方からゴブリンを進撃させる。しかし、罠と陣地を準備してたゴブリンスレイヤーとそのパーティによって三隊を撃滅され、決戦の場は牧場。
 高レベルのダークエルフの召還術士、さらになんか腕の召還に苦戦するが、ホーリーライトの目潰しと毒の剣で撃破することに成功。正面から戦わないのがゴブスレ流。


 一方、ヘカトンケイルの召還を手間取らせているうちに、神事に乗じて神界にいった勇者一行はヘカトンケイルの本体を華麗に撃破。なんとなく縁があるというのが、TRPGのキャンペーンっぽいなあ。