http://viking-neurosci.sakura.ne.jp/blog-wp/?p=6608 ここ20年くらいのスパンで大学にかけられている資金って増えているのだろうか。どこも景気のいい話は聞かないのだが。むしろ「改革」をすればするほど、そのために研究リソースを食われているように見えるが。地方国公立なんかの末端が弱っているからこそ、日本の科学研究の業績は低下していってるのだと思うけど。
むしろ予算が傾斜配分されている東大京大が上位に食い込めるってあたりで、金をかけただけ業績が上がるというのが素直に現れているような気がするがな。
日本ではアメリカ式の大学は無理だろうし、一部の大学が寄付金で自立を果たしても、残りの大多数が悲惨なことになりそうだ。着実の業績が上がっているヨーロッパの大学はそのあたりいのすそ野の維持をどのようにやっているんだろうな。アメリカのごく一部の金持ち学校基準でしか議論されないのがいつも不満だったり。アレは特殊事例すぎて、そもそも「政策」として採用し難いように思うが。