岩立天満宮の石造物

 先日の狛犬の時に説明したように、京町台地が岬状に突出した場所にある神社。公民館とゲートボール場(?)が横にある。なんか、小規模な城をつくるには絶好の場所だなといった感じ。



文政九年の石灯籠

 手水鉢の脇に建っている石灯籠。凝灰岩?を使った立派なもの。色がいいね。1926年ということは、それほど古くはないなとも。19世紀に入っていたのか。他には別の面に「荒木」と施主の名前らしきものが彫られているだけ。


文政九仲秋

荒木


「菅原神社改築記念碑」

 大正15年に改築したときの記念碑。台座の設計者や改築委員、寄付者名は、地衣類によって読み取りにくいので省略。そう言えば、「氏子総代」ではなく、「町総代」なのが、もとともの城下町の範囲に近いことを思い起こさせるな。


石碑裏面

大正十五年四月十五日建之
   大工棟梁 松本又吉
   石  工 桑島伊吉