仙台市マンション被害の「重い現実」――「倒壊0棟」から「全壊100棟」へと評価が大逆転 | SAFETY JAPAN [セーフティー・ジャパン] | 日経BP社

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 阪神大震災の時のような、一つの階が丸ごとつぶれるとか、建物そのものが倒れるような被害はなかったが、最終的に生活を継続できなくなるような被害は頻発していたと。「倒壊」と「全壊」の評価基準の差が大きく、「全壊」の被害判定の幅はかなり大きいと。内装の破損というのは、今までの地震対策で等閑視されてきたのかもな。阪神大震災でも被害が「軽微」と判定された建物が解体されているそうだ。
 つーか、全壊100棟って、本当にマンションは地震に弱いんだな。構造部分にダメージが入れば、それなりの期間、よそに住居を用意する必要があるだろうしな。駐車場、受水槽、エレベーターの破損が結構影響が大きそうだな。あと、外壁の崩落が心理的にも、修復についても、影響が大きいと。建築学会の判定基準が構造に注目しすぎて、住居としての機能維持を無視しているという指摘。