2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「焦点08知りたい:外国人研修・実習生制度:技能移転二の次:『出稼ぎ』でも 業者は『歓迎』」『朝日新聞』08/5/25

「国際的な技能移転」という趣旨で発足した外国人研修・技能実習制度。だが、来日する研修生の多くが「出稼ぎ」目的と公言するなど、建前と本音のズレが表面化しており、政府はほころびを繕おうと躍起だ。安い賃金で人手不足を補いたい業者側と外国人実習生…

「いびつな外国人研修・実習生制度:違法労働が常態化 縫製業など過酷なコスト削減 背景:「健全な労働市場崩す」」『熊日新聞』07/9/17

天草市の縫製会社が受け入れた中国人実習生が「違法な過重労働」を訴えていた問題は、実習生が会社と社長を告訴する事態にまで発展した。この事件の背景を探ると、外国人研修・実習生制度のいびつな現状とともに、違法労働を常態化させてまでコスト削減に走…

「違反7397件 氷山の一角:外国人実習 昨年度巡回指導」『朝日新聞』07/9/6

過酷な労働環境が問題になっている外国人の技能実習制度で、制度を運営する財団法人「国際研修協力機構」(JITCO、本部・東京)が受け入れ先企業への巡回指導で把握した06年度の違法行為の延べ件数が、前年度より24%増の7397件に上っていることがわかった。…

今日は外国人研修・実習生関連の新聞記事。この制度は即刻廃止すべきだと思う。労働力が欲しければ、ちゃんとした制度を構築させるべきだ。こういういい加減な制度を野放しにすると、雇用側の順法意識が荒廃する。ただでさえ、労働法制がザルなのに。 ついで…

「狩猟動物 貴重な収入源:明治初期の人吉球磨――森林総研が記録分析:肉、毛皮、薬の原料…うまく利用」『熊日新聞』10/4/28

林野庁所管の独立行政法人「森林総合研究所」九州支所(熊本市)の安田雅俊主任研究員らが、明治初期の人吉球磨地方の狩猟状況などを当時の記録から分析し、森林保全の専門誌に発表した。論文からは、食べるためだけではなく、薬の原料や毛皮として利用する…

「師匠・松本寿三郎 門人れき女 松寿庵先生江戸咄 第45講:新鳥町はペットショップ街」『熊日新聞』10/5/26

今回は、新鳥町を含む町人町の話と江戸期熊本における飼い鳥事情。新鳥屋町は江戸時代には鳥屋町と呼ばれたそうで、「鳥を扱う店が多く並んでいたのでそう呼んだ」そうな。逆にいえば、町名になるほど多くの店が経営できるほどの需要があったということで、…

「天草に県唯一の市立公文書館:整理・保存 着実に:2万箱弱の7割 すでに目録化」『朝日新聞』10/1/11

天草市には県内唯一の市立公文書館「天草アーカイブズ」がある。国や県で、ずさんだった公文書管理や情報公開のあり方を改めようと取り組みが進む中、足かけ8年になる天草アーカイブズの理念や運営は、国内でも「最先端」と専門家に評価されているという。 …

「使い捨ての脚本に光を:放送作家協会が保存活動:時代映した資料的価値/脚本家不在に危機感も」『熊日新聞』09/10/10

テレビやラジオの番組制作を支える柱のひとつ、脚本。長く”使い捨て”にされてきた状況を改善しようと、日本放送作家協会は脚本を保存、管理する活動を続けている。しかし、最近では脚本家が「いない」映画も登場し、関係者の間には危機感が広がる。 向田邦子…

「国指定目指す西南戦争遺跡群 植木、玉東両町:自治体の枠超えて連携:近代史跡保存の先例に」『熊日新聞』10/1/31

植木町と玉東町にまたがる西南戦争激戦地の遺跡群の国史跡指定を目指す地元の取り組みが盛り上がりを見せている。明治以降の近代史跡の指定事例は少なく、自治体の枠を超えた広域的な取り組みも極めて珍しいことから、県も積極的な支援に乗り出しているほか…

「空襲から飛行機守る掩体壕跡:調査終了 町に報告書 あさぎり町:高谷さんと山下さん 町文化財の指定求める」『熊日新聞』09/1/7

太平洋戦争中、飛行機を空襲から守るために造られたあさぎり町上東の掩体壕跡の調査が六日までに終了した。全国でも珍しい木製の屋根を備えた有蓋掩体壕で、調査で他県に残る同種の壕と大きさが同じことが判明。一定の規格に基づき掩体壕が造られていたこと…

「植木町教委生涯学習課班長 中原幹彦 西南戦争時の官薩両軍の遺跡:至近距離の対峙示す出土状況」『熊日新聞』10/3/21

昨年から今年にかけて、植木町滴水の山頭遺跡で官薩両軍の陣地跡とみられる遺構がきわめて近距離で確認された。130年以上前の実戦の様子が見て取れる重要な戦跡とみられる。調査にあたった植木町教委生涯学習課班長の中原幹彦さんに戦跡の出土状況や意味合い…

「旧陸軍の火薬工場 荒尾二造分析室跡:刻まれた接収の歴史:番号や範囲示す横線発見 市民団体「貴重な戦争遺跡」」『熊日新聞』09/1/14

荒尾市の県立荒尾高に残る旧日本陸軍の火薬工場関連施設跡から、敗戦時に連合国軍が各施設を接収する際に書いたとみられる番号などが見つかった。戦争遺跡を残す活動をしている市民グループは「敗戦時の接収状況が分かるものは全国的に珍しい」と注目してい…

「戦跡考古学:旧飛行場の発掘調査 各地で」『朝日新聞』08/8/24

明治時代からアジア太平洋戦争にかけての戦争の痕跡を研究する「戦跡考古学」。出土した銃器や食器、発掘された地下壕や高射砲陣地など、あらゆるものが対象となるが、中でも最近目につくのが、飛行場遺跡の調査例だ。発掘調査も増えてきた。(宮代栄一) 東…

「「戦跡考古学」に脚光:軍需工場・壕・飛行場など研究」『朝日新聞』07/8/1

http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200708010128.html やはり、戦争の痕跡が薄れてきたからこそ、研究し保存する動きが出てきたのだろうな。事実、熊本でも戦争遺跡は破壊されつつあるし、終戦後60年以上たって記憶も薄れつつある。また、西南戦…

南井大介『ピクシー・ワークス』

ピクシー・ワークス (電撃文庫)作者: 南井大介,バーニア600出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/09/10メディア: 文庫購入: 23人 クリック: 382回この商品を含むブログ (57件) を見る アクの強い美少女達が、放棄されたいた無人戦闘機を修…

「熊本の伝統野菜「春日ぼうぶら」:遊休農地解消に期待:熊本農業高とJA熊本市:手間かからず雑草抑制 農家に種苗配布 販路課題に」『熊日新聞』10/6/14

民謡「おてもやん」の歌詞にも登場する熊本の伝統野菜、春日ぼうぶら(カボチャ)。熊本市が保護やブランド化を目指す「ひご野菜」の一つだが、生産量がわずかで見かける機会も少ない。そんな中、遊休農地解消の効果にも期待して、熊本農業高(同市)とJA熊…

「江戸野菜 復活めざせ:本で魅力紹介」『朝日新聞』10/1/10

昔むかし、江戸は農業の先進地。その伝統を継ぐ小松菜や練馬大根が、再び表舞台に――。東京ゆかりの野菜の歴史といまを伝える本「江戸東京野菜」(農文協)が出版された。一度は廃れながら、栽培が復活している個性的な作物の魅力や、「産地」という東京の意…

「地産地消で勢い、復活に手応え:いまこそ伝統野菜:味も多彩地域おこしに」『朝日新聞』08/9/21

巨大ナス・キュウリ 赤い大根… 長さ30センチ、重さ500グラムを超える大きなナスが山口県萩市や長門市にある。品種名は「田屋ナス」。普通のナスの2-4本分もあり、「萩たまげなす」の名でスーパーなどで最近売られるようになった。 暑さや風に弱く、サイズが…

「飼い犬25% 日本脳炎感染:ウイルス運ぶ蚊、市街地へ:山口大教授ら調査」『朝日新聞』09/11/27

全国の飼い犬の4匹に1匹が日本脳炎に感染しているとの調査結果を、山口大学の前田健教授らがまとめた。豚から人や犬にウイルスを広げる蚊が、養豚場付近から市街地まで飛んでいるためのようだ。犬から人には感染しないが、媒介する蚊が身の回りにいて、人へ…

産業遺産 発掘ラッシュ

http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000931008250001 こうやって発掘が進み、知見が蓄積されること。遺産として認識され、保存が進むことは素直に歓迎できる。ただ、なんというかいかにも経済的利益目当て的な動機が透けて見えすぎてねえ、こ…

市電

交通局に止まっている電車。交通局の車両基地の見通しが良くなったから、間近で見ることができる。

上乃裏通り

突然道幅が変わったり、建物の礎石がドデンと置いてあったり、味のある建物が残っていたりと、歩いて楽しい道。これで車が来なければね。

宮本武蔵の井戸跡

千葉城のNHK熊本の敷地内にある。あのあたり地形の改変が進んで、昔の面影はほとんどないな…

9月16日の水前寺ガードの状況

古いほうのガードが、橋脚も撤去されてしまっている(T_T)

気候も良くなってきたし、カメラを持ち出して写真を撮る余裕も。熱い間は、日陰に逃げ込むの優先、空調のきいた室内に逃げ込むの優先だったからなあ。

「次の勤務までに一定の休息義務:「インターバル規制」導入の動き」『朝日新聞』10/6/2

仕事が終わってから次の勤務に就くまでに一定時間の休息を義務付けるものだそうな。EUでは、最低11時間の休息を労働者に保障することになっている。日本でも積極的に導入する必要があると思う。 『勤務間インターバル規制』制度 勤務間インターバル制度 そう…

「戦争遺跡後世に:市民グループ荒尾二造火薬庫跡を調査」『熊日新聞』10/5/27

地域の戦争遺跡を後世に伝える活動をしている市民グループが26日、荒尾市にあった火薬工場・東京第二造兵廠荒尾製造所(荒尾二造)の火薬庫跡を調査した。火薬庫の構造や規模を図面として残すことで「戦時中の荒尾で、石炭がどのように利用されていたかを知…

「米国化」する政治学に異議唱える 菅原琢・東大准教授

http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201005060126.html 少々前の記事だが。 このトピックでの中核的な論点は、若手は競争を強いられるようになっているのに、年長者は競争を回避して既得権益に胡坐をかいているという問題。実際、日本の「改革」…

「オピニオン異議あり:地域主権?覚悟はあるのですか:分権にずっと懐疑的だった放送大学長 石弘光さん(73)」『朝日新聞』10/4/10

――ようやく地方分権が進みそうです。 「いや、僕は懐疑的です。戦後の流れをずーっと見て下さい。この問題はね、たえずアドバルーンが上げられ、スローガンが掲げられてきたんですよ。占領下の1949年にアメリカからシャウプ税制使節団が来た。彼らの勧告は税…

「どうなるクロマグロ漁:国際取引禁止案否決されるも… 南仏の漁師、将来不安視」『熊日新聞』10/4/6

先日否決されたワシントン条約のクロマグロ取引禁止案に関して。ちょっと気になることが書いてあったのでメモ。 「クロマグロは絶滅の危機にひんしているわけではない。(巻き網漁、蓄養など)漁業の産業化の第一の犠牲者であり、産業化批判の象徴なのだ」。…