切り抜き

「「原発と災害」論文 公開:地震学会」『朝日新聞』15/4/9

東日本大震災で起きた東京電力福島第一原発事故の教訓として、日本地震学会は原発の地震や津波の想定をめぐる論文集「日本の原子力発電と地球科学」をウェブサイト(http://www.zisin.jp/)で一般公開した。事故直前に地震調査研究推進本部が案をまとめた津…

「マヤの都市作り 多様な集団で:日米などのチームが遺跡調査」『朝日新聞』15/4/2

中米グアテマラにある古代マヤ文明の遺跡を調べる日米、グアテマラなどの研究チームは、文明発祥当時、定住と非定住の住民が共同で公共建築物や広場を作ったとする研究結果を米科学アカデミー紀要電子版に発表した。「多様な集団の共同作業で都市へ発展し、…

「大気汚染減り肺の発達改善:米の大学 子どもと環境を調査」『熊日新聞』15/5/27

米カリフォルニア州で大気汚染が改善したのに伴い、そこで育つ子どもたちの肺機能の発達も良くなったとする調査結果を南カリフォルニア大の研究チームが米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表した。 ロサンゼルスを中心とする…

「エゾシカ増加→生物多様性喪失:知床 温暖化の影響:横国大などが予測」『朝日新聞』15/4/30

世界自然遺産の知床国立公園(北海道)を調べている横浜国立大などのチームは、地球温暖化で個体数の増加が見込まれるエゾシカによる食害によって、生物多様性が失われ、生態系の機能も低下することが予測されると英科学誌ジャーナル・オブ・バイオジオグラ…

「あんにミカン丸ごと:玉名市の農業法人まんじゅう販売」『熊日新聞』15/10/2

玉名市天水町の農業法人、明るい農村天水(嘉永湯世代表)は1日、県産の温州みかんを丸ごとあんに練り込んだ「熊本みかん饅頭」の販売を始めた。 原料に、荒尾玉名地域などの自社農園(約30ヘクタール)で育てたミカンを使用。爽やかな風味を生かすため皮ご…

新聞から書籍関係メモ

昨日整理した後出てきた、残り。 阪神・淡路と東北の「災後」 土方正志さんが選ぶ本 - 土方正志 - ニュースの本棚 BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト 実際のところ、阪神大震災の対応はほぼ完全に失敗したと言っていいし、東日本大震災も同じ轍を踏み…

「第14回大佛次郎論壇賞:『原子力損害賠償制度の研究』遠藤典子氏(46)公共政策研究者」『朝日新聞』2014/12/21

メモ。まったく制度がなく、東日本大震災の事故後、慌てて作られた制度。官僚へのインタビューなどから、制度が形成される過程を追ったものと。世界標準では「有限責任プラス国家補償」だが、日本は事業者が「無限責任」を負い、国はそれを「援助」するのみ…

「44年前の「国土の変貌と水害」復刊」『朝日新聞』2015/5/21

今年の日本国際賞を受賞した高橋裕(ゆたか)・東京大名誉教授(88)が1971年に書いた「国土の変貌(へんぼう)と水害」(岩波新書)が、受賞を機に復刊された。ハザードマップの概念や住民参加を提唱するなど現在の防災の考え方の礎となっている。 高橋さん…

「隔離政策の実像に迫る:「無らい県運動」研究成果出版」『熊日新聞』14/7/29

ハンセン病問題に取り組む研究者や弁護士による共著「ハンセン病絶対隔離政策と日本社会−無らい県運動の研究」(六花出版)が刊行された。官民一体でハンセン病患者の隔離を進めた「無らい県運動」の背景や地域社会での展開を通じ、日本における隔離政策の実…

新聞の書籍広告からピックアップ

原井一郎『欲望の砂糖史:近代南島アルケオロジー』森話社、2014asin:4864050635 上原真人『瓦・木器・寺院:ここまでの研究 これからの考古学』すいれん舎、2015asin:486369394X 遠藤美幸『「戦場体験」を受け継ぐということ:ビルマルートの拉孟全滅戦の生…

熊日書評欄メモ

こちらは、ネット上にページがないので、タイトルだけメモ。 「上野千鶴子が読む:『権力の空間/空間の権力:個人と国家のを設計せよ』山本理顕著」『熊日新聞』2015/5/24 権力の空間/空間の権力 個人と国家の〈あいだ〉を設計せよ (講談社選書メチエ)作者: …

朝日新聞書評から

[本]書評:戦後日本公害史論 [著]宮本憲一 - 諸富徹(京都大学教授・経済学) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト メモ。そのうち読む。しかし、「政府」が隠蔽する側に回ったって、中国と変わらんな。それに対し、裁判と地方自治における政権交代を…

朝日新聞書評欄「ニュースの本棚」から

[本]感染症と社会 武田徹さんが選ぶ本 - ニュースの本棚 BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト 2014年12月の記事。アフリカのエボラ流行をメインに。『「感染症パニック」を防げ!』asin:433403828X、『新・現代アフリカ入門』asin:4004314232、『世界で…

「学校で熱中症 7年で倍:12年度、過去最多4971件」『朝日新聞』14/6/22

部活動など学校で熱中症を起こす子どもが年々増えている。日本スポーツ振興センターのまとめによると、2012年度は過去最多の4971件だった。05年度の約2倍。死亡事故は約20年間に80件あった。夏だけでなく梅雨の時期も体が暑さに慣れておらず、熱中症が起きや…

「日本企業の「善意」震災復興速めた:英大など論文「良い教訓に」」『朝日新聞』14/6/13

東日本大震災で、サプライチェーン(部品供給網)を寸断された複数の日本企業が、限られた資源を時には競合企業との間で調整し、進んで共有したことが、迅速な生産回復につながり、企業の災害対応にとっての良い教訓となっている――。英エディンバラ大などの…

「学力調査の順位騒ぎすぎ?:岡山の教諭、都道府県別でグラフ化 ほぼ横並び 3ポイントの間にひしめく」『朝日新聞』14/6/5

都道府県別や学校別などの成績(平均正答率)の順位が話題になることが多い全国学力調査。実際、どのくらいの差があるのか。疑問に感じた岡山市立中学校の教員が、昨年の都道府県別の成績をグラフに描いてみた。その結果は――。 岡山市立岡山中央中学校で理科…

「県立図書館のマイクロフィルム劣化で一部使用不能:空調管理の不備原因か」『熊日新聞』14/6/6

県立図書館(熊本市中央区出水)が所蔵する明治以降の県内の新聞などを収めたマイクロフィルムのネガに、空調管理の不備によるとみられる劣化現象が起き、一部が使用不能な状態になっていることが5日、分かった。同館は全体の被害状況の確認を進めている。 …

「水害の訓まんじゅう配り:長崎の集落150年毎月続く」『朝日新聞』12/7/23

299人が犠牲になった長崎大水害から23日で30年になる。あの日、土石流に襲われながら全員が無事に避難した集落が長崎市にある。幕末に起きた水害の悲劇を語り継ごう。そんな思いで集落では152年間、鎮魂のまんじゅうが毎月配られ続けてきた。 市東部の太田尾…

「関西くろすろーど:鮮やか役者絵 浮世絵館」『熊日新聞』11/5/6

→上方浮世絵館 道頓堀にある、上方浮世絵専門の私設博物館の紹介。 上方の浮世絵は役者絵が主体だったと。あとは、摺り体験の紹介。要予約で、3名以上での申し込みだそうで。単独行動基本の人間にはちょっと無理か。まあ、大阪に行く資金がないわけだが…

「尖閣は「共有の道しるべ」:船乗りから見た島々の歴史探る」『朝日新聞』14/1/29

尖閣諸島の領有権問題が起こるはるか昔、船乗りにとって島々はどんな存在だったのか−。世界の科学技術史に詳しい京都大学名誉教授で龍谷大学客員教授の山田慶兒さん(81)が、『海路としての〈尖閣諸島〉 航海技術史上の洋上風景』で尖閣諸島の歴史的風景を…

「米国型皆保険を分析、紹介:県立大の天野拓准教授:「オバマの医療改革」出版」

県立大総合管理学部の天野拓准教授(43)が米国の医療事情を解説した「オバマの医療改革―国民皆保険制度への苦闘」を出版した。オバマ政権による医療制度改革の狙いなどを詳しく紹介している。 天野准教授は東京都出身。慶応大大学院法学研究科を修了後、慶…

「過疎化の旧産炭地課題検証:尚綱大短期大学部・川崎准教授ら:「炭鉱離島の高齢者」出版」『熊日新聞』13/10/29

かつて炭鉱で栄えた長崎県の高島、伊王島、池島の高齢者の生活を調査した「炭鉱離島の高齢者 その福祉と生活課題」(共著)が出版された。著者の1人は尚綱大短期大学部の川崎孝明准教授(社会福祉学)。旧産炭地をモデルに、過疎化や市町村合併に伴う課題を…

「熊本の酒・肴地域で分類:宮崎大の中村教授か出版:「食性の意外な特徴も」」『朝日新聞』12/4/24

豊かな海の幸と、様々な酒文化を持つ熊本を取り上げた「熊本 酒と肴の文化地理」 (熊本出版文化会館)を、宮崎大学の中村周作教授(53)=人文地理学=が出版した。学生と県内を約2年かけて、約800人に聞き取りした力作。「地元の人も気づかない、意外な地…

「海底の熱水で発電」『熊日新聞』13/10/2

海水と、海底から出る熱水を使った燃料電池を作り、発電に成功したと海洋研究開発機構などが発表した。熱水と海水は無尽蔵にあり、将来的には安定した電力供給につながる技術としている。 燃料電池は、水素と酸素を使い電子の流れを作るのが一般的だが、今回…

「新燃岳の噴火後、植生に変化:森林総研 熊本市で発表会」『熊日新聞』13/11/13

森林総合研究所の九州地域研究発表会が6日、熊本市の県民交流館パレアで開かれた。同研究所九州支所(同市中央区黒髪)の研究員が、2011年の霧島連山・新燃岳噴火が周辺の森林に与えた影響などについて調査した成果を発表した。同支所が毎年開いており、行政…

「結婚が作物の多様性に影響」『朝日新聞』11/11/21

アフリカ・ガボンで、人の結婚が主要な農作物のキャッサバ(マニオク)の遺伝的多様性に影響を与えていると、アイルランドとフランスの研究チームが報告した。 南米原産のキャッサバはさまざまな系統が利用され、主に女性が栽培する。遺伝的多様性はガボン南…

朝日新聞デジタル:(アジア成長の限界)人口増加国のわな:上 捨てられる老母 インド・高齢者1億人 - ニュース

http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201308180340.html 朝日新聞デジタル:(アジア成長の限界)人口増加国のわな:上 貧しいまま国が老いる インド 朝日新聞デジタル:(アジア成長の限界)人口増加国のわな:下 気象庁長官も海外へ「脱出」 フィリピ…

朝日新聞デジタル:(輝く石 地殻変動)新ダイヤ大国、独占崩す ロシア - ニュース

http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201308160480.html 朝日新聞デジタル:(輝く石 地殻変動:下)盟主窮地、磨く次の手 ボツワナ - ニュース ダイヤモンド流通の構造変化の話。ロシアは、シベリアのウダーチヌイ鉱山の採掘量が世界シェアの3割程度を…

「宇宙の長旅 目に悪い?:米、飛行士27人の脳調査」『朝日新聞』12/4/5

宇宙に長期滞在すると、脳や目の神経の働きに異常が出かねない。こんな調査結果を、米テキサス大学がまとめた。国際宇宙ステーション(ISS)やスペースシャトルで宇宙に滞在した27人の脳の画像を分析した。 宇宙に滞在する前後で磁気共鳴断層撮影(MRI)によ…

「県が地震被害想定で報告:最大津波高3‐2.2メートル:県地域防災計画検討委」『熊日新聞』12/9/12

県地域防災計画検討委員会の地震・津波被害想定検討部会(部会長・山田文彦熊本大教授)の第2回会合が11日、熊本市のホテル熊本テルサであり、九州地域の断層で地震が発生した場合の県内市町村別の想定震度や津波高を県が報告した。 最大震度は、6強は宇城市…